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2021年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系

融合理工学基礎

開講元
融合理工学系
担当教員
阿部 直也
授業形態
演習
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
水3-4 (石川台6号館404号室(共創コモンズ))
クラス
-
科目コード
TSE.C201
単位数
010
開講時期
2021年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

融合理工学系の教育・研究目的とカリキュラム体系の目的と構成を概要を理解し、講義やグループワークにおける事例研究を通じて、現代の複雑な社会問題解決のために超域的アプローチが必要であることとその基礎を理解・習得することを目的とする。また、本学の学生として、研究倫理に関する基礎的理解を深めることを目的とする。

到達目標

 本講義を履修することによって以下の能力を修得し、実践できるようになることを目標とする。
1) 融合理工学系が目指す教育および研究理念を理解し、超域的な思考プロセスを実践できるようになる。
2) 現代社会の複雑な問題を分析し、対処するために必要な基礎能力を実践できるようになる。
3) グループワーク力を実践できるようになる。
4) 研究倫理に関する基礎的要件を説明できるようになる。

キーワード

融合理工学, 超域的アプローチ, 持続的開発目標

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義、グループディスカッション、グループ発表を組み合わせて行います。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 本講義の目的および概要説明および系主任挨拶(花岡教授) 小レポート
第2回 融合理工学系担当教員による研究活動の紹介(その1、時松准教授、高橋(史)准教授、中村(恭)准教授) 教員より提示された課題に対するレポート作成
第3回 融合理工学系担当教員による研究活動の紹介(その2、高田教授、バルケズ准教授、中崎教授、小山助教) 教員より提示された課題に対するレポート作成
第4回 融合理工学系担当教員による研究活動の紹介(その3、近藤准教授、高橋(邦)教授、加藤教授) 教員より提示された課題に対するレポート作成
第5回 融合理工学系担当教員による研究活動の紹介(その4、松本准教授、西條教授、大橋助教、齋藤教授) 教員より提示された課題に対するレポート作成
第6回 融合理工学系担当教員による研究活動の紹介(その5、片渕准教授、佐藤准教授、村山教授) 教員より提示された課題に対するレポート作成
第7回 研究倫理について 教員より提示された課題に対するレポート作成

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

ハンス・ロスリング, オーラ・ロスリング , アンナ・ロスリング・ロンランド、FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣、日経BP

オリヴィエ・L・デ・ヴェック、ダニエル・ルース、クリストファー・L・マギー著、春山真一郎監訳、エンジニアリングシステムズ 複雑な技術社会において人間のニーズを満たす 慶応義塾大学出版会

成績評価の方法及び基準

個別レポート(100%)

関連する科目

  • TSE.C202 : システムデザインプロジェクト
  • TSE.C203 : 融合デザインプロジェクト
  • TSE.C303 : プロジェクトマネジメント

履修の条件・注意事項

特になし

その他

本講義は日本語による講義と英語による講義を組み合わせて行う。また、受講学生を半分程度に分け、毎回、半数の学生は対面式、残りの半数は遠隔方式で講義に参加する形式を予定している。初回と最終回のみ、すべて遠隔形式で実施予定。