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2021年度 学院等開講科目 工学院 システム制御系 エンジニアリングデザインコース

土木工学におけるデザイン実例1

開講元
エンジニアリングデザインコース
担当教員
北詰 昌樹 / 竹村 次朗 / 佐々木 栄一 / WIJEYEWICKREMA ANIL CHRISTOPHER / 渡部 要一
授業形態
講義/演習
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金1-4
クラス
-
科目コード
ESD.D503
単位数
110
開講時期
2021年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

 本講義では,鉄道や道路などの交通インフラ施設の計画・調査・設計・施工・施工管理・維持管理におけるエンジニアリングデザインの基礎的理論と知識、実際の適用事例を扱う。講義では、まず、土木交通インフラ施設における計画から調査、設計、施工、施工管理、維持管理の流れと重要性を説明し、基本的なエンジニアリングデザインの概念を講義する。その後、調査・計画、構造材料、構造設計、地盤設計について、基礎的理論と実際を講義する。さらに、現場見学を通じて、実際の構造物の計画・調査・設計・施工・施工管理・維持管理の知識を習得する。最後に、一連の講義ならびに現場見学を通じて得られた知見を発表・討論する。





到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)鉄道や道路などの交通インフラ施設の計画・調査・設計・施工・施工管理・維持管理におけるエンジニアリングデザインの基礎的理論を説明できる
2)土木計画・交通計画における、調査・設計法に関するエンジニアリングデザインの基礎的知識と実際を表現できる
3)構造材料ならびに構造施設における、調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザインの基礎的知識と実際を表現できる
4)地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザインの基礎的知識と実際を説明できる

キーワード

計画法、調査法、設計法、施工法、施行管理法、維持管理法、交通インフラ施設

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義を中心に授業を行います。演習・発表は、与えられた課題についてグループで協力しながら進めます。各回の学習目標をよく読み,課題を予習・復習で行って下さい。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

イントロダクション
-交通インフラ施設における計画から調査、設計、施工、施工管理、維持管理

拠点インフラ施設におけるエンジニアリングデザインの概略説明

第2回

構造材料における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン
-基礎理論

構造材料における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の基礎理論の説明

第3回

構造材料における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン
-実例に見る理論と実際

構造材料における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の理論と実際の相違とその原因の説明

第4回

構造施設における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン
-基礎理論

構造施設における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の基礎理論の説明

第5回

構造施設における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン
-実例に見る理論と実際

構造施設における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の理論と実際の相違とその原因の説明

第6回

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン 1
-基礎理論

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の基礎理論の説明

第7回

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン 1
-実例に見る理論と実際

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の理論と実際の相違とその原因の説明

第8回

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン 2
-基礎理論

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の基礎理論の説明

第9回

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理に関するエンジニアリングデザイン 2
-実例に見る理論と実際

地盤構造物における調査・設計・施工・施工管理・維持管理の理論と実際の相違とその原因の説明

第10回

土木計画・交通計画における計画・調査法に関するエンジニアリングデザイン
-基礎理論

土木計画・交通計画における計画・調査法の基礎理論の説明

第11回

土木計画・交通計画における計画・調査法に関するエンジニアリングデザイン
-実例に見る理論と実際

土木計画・交通計画における計画・調査法の理論と実際の相違とその原因の説明

第12回

現場見学

拠点インフラの実例に見るエンジニアリングデザイン

第13回

現場見学

拠点インフラの実例に見るエンジニアリングデザイン

第14回

演習

実例に見る拠点インフラへのエンジニアリングデザインの適用に関する課題演習

第15回

課題発表

実例に見る拠点インフラへのエンジニアリングデザインの適用に関する課題演習の発表

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

特になし

成績評価の方法及び基準

交通インフラ施設の計画・調査・設計・施工・施工管理・維持管理におけるエンジニアリングデザインの理論及びそれらの応用について,その理解度を評価
配点は,レポート(50%),演習発表(50%)

関連する科目

  • CVE.C401 : 地盤材料力学
  • CVE.C402 : 地盤安定特論
  • CVE.A403 : 振動・波動解析論
  • CVE.A431 : 鋼構造の破壊制御設計
  • CVE.C431 : 地盤工学における物理模型
  • CVE.E401 : コンクリート構造特論
  • CVE.D403 : 交通経済学
  • CVE.D402 : 交通ネットワーク分析
  • CVE.F431 : インフラストラクチャの維持管理

履修の条件・注意事項

特になし