トップページへ

2020年度 学院等開講科目 物質理工学院 材料系

金属工学創成プロジェクト

開講元
材料系
担当教員
小林 郁夫 / 竹山 雅夫 / 中村 吉男 / 史 蹟 / 藤居 俊之 / 須佐 匡裕 / 熊井 真次 / 西方 篤 / 尾中 晋 / 細田 秀樹 / 河村 憲一 / 上田 光敏 / 林 幸 / 小林 能直 / 村石 信二 / 多田 英司 / 木村 好里 / 寺田 芳弘 / 曽根 正人 / 稲邑 朋也 / 中辻 寬 / 合田 義弘 / 中田 伸生 / 小林 覚 / 三宮 工 / 原田 陽平 / 中島 広豊 / 宮澤 知孝 / 渡邊 玄 / 遠藤 理恵 / 大井 梓
授業形態
実験等 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月5-8 (S8-110) / 木5-8 (S8-110)
クラス
-
科目コード
MAT.M309
単位数
002
開講時期
2020年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

【概要】金属工学実験第一のアドバンス実験との位置づけで,同実験で作製した作品の発展形を発案,企画,作製し,完成品の評価を行う.最終発表会を行い,受講学生および学科教員全員による審査で最優秀賞等を授与する。
【ねらい】 最終発表会の後に行う反省会を通して課題発見・解決力を滋養する.また,反省会後に希望チームのみ英語で発表を行い,これを学科教員全員で審査する.

到達目標

【到達目標】 金属材料の性質を理解し,その特性を活かして実生活にかかわる様々な構造・機能体(音響機器,装置,輸送機器等)の発案,企画,設計,製作および評価を行う.これらを通して材料の機能と材料選択とのかかわりを体験し,独創性,発想力,計画性を養う.
【テーマ】 本講義では,「フレームカーの製作」,「高性能電池(燃料電池)の製作」,「オルゴールの作製」をテーマとして取り上げる。

キーワード

創造性,協調性,ものづくり, フレームカー,オルゴール,高性能電池,燃料電池

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

スケジュールに従って,班毎に製作物の設計,加工,組み立てを行ない,製作物の最終発表を行なう.

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ガイダンスと班編成 実験で選択するテーマを選ぶ
第2回 金属工学実験1で作製した作品の評価① (評価) 金属工学実験Iの作品について,多角的に評価する
第3回 金属工学実験1で作製した作品の評価② (課題の検討) 金属工学実験Iの制作物の問題点を浮き彫りにして,最終作品に反映させる
第4回 設計方針の検討,要素技術の検討 設計と実際の製作に必用な工程について検討する
第5回 作品設計 班全体としての設計を決定する
第6回 作品製作① (材料切断) 部品に必用な材料の寸法を決め,切り出す
第7回 作品製作② (部品製作) 部品を加工する
第8回 作品製作③ (部品組み立て) 部品を組み立てる
第9回 作品製作④ (部品取り付け) 部品を取り付ける
第10回 作品製作⑤ (製作物の評価・調整) 製作物の機能性,耐久性などテストする
第11回 作品製作⑥ (最終作品の装飾) 製作物の機能性と装飾が両立するように心がける
第12回 作品製作⑦ (最終作品の塗装) 塗装のムラに気をつける
第13回 最終発表会①:高性能電池,オルゴール チームが協力して発表・実演を行ない,製作物の特徴を的確に伝える.
第14回 最終発表会②:フレームカー チームが協力して発表・実演を行ない,製作物の特徴を的確に伝える.

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね50分を目安に行うこと。

教科書

テーマ担当教員より,随時,プリントなどの形で配布する。

参考書、講義資料等

特になし。

成績評価の方法及び基準

最終発表会およびレポートの内容によって評価する。

関連する科目

  • MAT.M350 : 金属工学実験第一

履修の条件・注意事項

この科目は「履修前提条件付き授業科目」で,「履修前提科目」は「金属工学実験第一」である。「金属工学実験第一」の単位を修得しなければ,この科目の単位は卒業に必要な単位として取り扱わない。

金属工学実験第一