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2026年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

社会調査法B

開講元
文系教養科目
担当教員
高松 礼奈
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
LAH.T216
単位数
200
開講時期
2026年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2026年4月2日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では,社会調査に関する基礎的知識と,実践で活用できる手法の習得を目指す。まず,調査方法にはそれぞれ利点と短所があることを踏まえ,各手法の特徴を理解したうえで,仮説を検証するために最適な方法を選択する必要がある。そのため,本講義では調査の種類ごとの特徴を学ぶだけでなく,調査を実施する立場からの実践的内容も扱う。とりわけ,社会科学の分野ではアンケート調査が広く用いられており,大学生にとっても比較的取り組みやすい方法であることから,本講義ではアンケート調査に焦点を当て,実際に調査を行う際に有益な手法を解説する。さらに,初歩的な分析方法も取り上げ,データの収集から分析,結論の導出に至るまでの一連の流れについて学ぶ。
ねらいは,実際の調査を行ううえで必要となる実践的スキルを身につけることである。

到達目標

本講義を履修することによって次の知識と能力を修得する。
1) 調査の一連の手続きを理解した上で、基本的な調査の設計ができる。
2) 調査法の特徴を理解した上で、目的と仮説に沿った調査を選択できる。
3) 初歩的な分析を用いて仮説の検証を行い、結論を導き出すことができる。

キーワード

社会調査、調査票作成、オンライン調査、仮設検定、データ分析

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義と個人・グループワークを中心とする。配布資料はLMSより配信する。データ分析の授業回にはパソコンを持参することを推奨する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

社会調査の概説

社会調査の例を通して,定義と意義を理解する。

第2回

調査方法

社会調査の研究手法について,それぞれの長所と短所を理解した上で,目的に合致した適切な方法を選ぶ。

第3回

調査テーマの設定

問題提起してから,仮説を生成するまでのプロセスについて学ぶ。

第4回

母集団推定と誤差

母集団推定の原理を理解し,実例を説明する。

第5回

サンプリング

さまざまなサンプリング法の特徴を理解する。大学生として調査する場合に最も堅実なサンプリング法について考える。

第6回

アンケート(用紙)の作成

アンケートの基礎である「定型」「わかりやすさ」「適切な変数設定」に沿った質問の作成を行う。

第7回

尺度構成法と小テスト1

尺度作成のプロセスについて学び,適切な尺度の選び方と使い方を理解する。
後半では第1〜6回を範囲とするテストを実施し,習熟度を確認する。

第8回

オンライン調査の設計

オンラインという特徴を踏まえた上で,オンライン調査を設計する技能を学ぶ。

第9回

倫理的配慮

ひとを対象とした研究における倫理的配慮について理解する。

第10回

データの整理

量的・質的データの整理について学び,分析に向けた準備を行う。

第11回

仮説検定

仮説検定の手順と内容を理解する。

第12回

データ分析①

独立したサンプルのt検定を行い,結果の解釈をする。

第13回

データ分析②

相関分析を行い,結果の解釈をする。

第14回

データ分析③と小テスト2

テキストマイニングの準備から手法について学ぶ。後半では第7〜13回を範囲とするテストを実施し,習熟度を確認する。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,参考書やスライド等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特に定めない。学修を補助する資料を適宜配布する。

参考書、講義資料等

大谷 信介・木下 栄二・後藤 範章・小松 洋(編)(2023)『最新・社会調査へのアプローチ:論理と方法』ミネルヴァ書房

成績評価の方法及び基準

授業でのディスカッションやワークへの貢献度(50%),課題(20%),小テスト(30%)に基づいて行う。

関連する科目

  • LAH.T117 : 社会調査法A
  • LAH.T322 : 社会調査法C
  • LAH.S454 : 文系エッセンス64:社会調査法

履修の条件・注意事項

特に定めない