2026年度 (最新) 学院等開講科目 理学院 数学系 数学コース
代数学特論A
- 開講元
- 数学コース
- 担当教員
- 下元 数馬
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木5-6 (M-101(H116))
- クラス
- -
- 科目コード
- MTH.A401
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2026年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2026年3月5日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
代数幾何学、整数論、可換環論で重要になりつつあるパーフェクトイド理論の基礎について講義を行う。 本講義では "Advanced topics in Algebra B" (代数学特論B)とともに、可換環論の基礎、Banach加群、adic空間についても解説を行う。
到達目標
本コースでは、正標数、標数零、混合標数という異なる数学的世界を舞台に、可換環の構造的性質を探究する。正標数においてフロベニウス自己準同型という強力な道具を使い、環の性質を解明する基礎を与える。これを土台として、HochsterとHunekeが提唱したタイト・クロージャ(緊密閉包)理論を導入し、特異点の解析やホモロジー代数における諸予想への応用を与える。講義の後半では、これらを架け橋として混合標数の環へと進む。非ネーター的な可換代数を駆使する概数学(Almost Mathematics)の視点を取り入れ、現代数学の重要理論であるパーフェクトイド理論の基礎を習得を目指す。
キーワード
正標数、Frobenius写像、Cohen-Macaulay環、完全閉包
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
通常の講義形式による。
授業計画・課題
| 授業計画 | 課題 | |
|---|---|---|
| 第1回 | 可換環論の復習 |
講義中に指示する |
| 第2回 | Frobenius写像と特異点1 |
講義中に指示する |
| 第3回 | Frobenius写像と特異点2 |
講義中に指示する |
| 第4回 | Cohen-Macaulay環 |
講義中に指示する |
| 第5回 | Big Cohen-Macaulay代数 |
講義中に指示する |
| 第6回 | 完全閉包、代数的改変 |
講義中に指示する |
| 第7回 | Big Cohen-Macaulay代数の構成 |
講義中に指示する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学習効果を上げるため、講義やその他資料で提供する参考資料の閲覧を推奨する。
教科書
使用しない。
参考書、講義資料等
M.Hochster: Foundations of tight closure theory
T.Polstra and L.Ma: F-singularities: A commutative algebra approach(https://www.math.purdue.edu/~ma326/F-singularitiesBook.pdf)
K.Shimomoto: Lectures on perfectoid geometry for commutative algbraists
O.Gabber and L.Ramero: Almost ring theory
成績評価の方法及び基準
上記レポートの解答状況による。詳細は講義中に指示する。
関連する科目
- MTH.A402 : 代数学特論B
- ZUA.A331 : 代数学特別講義A
- ZUA.A332 : 代数学特別講義B
履修の条件・注意事項
学部程度の代数,特に可換環論と加群
その他
特になし。