2025年度 (最新) 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 超スマート社会卓越教育課程
超スマート社会創造A4:スマートワークプレースの最前線
- 開講元
- 超スマート社会卓越教育課程
- 担当教員
- 阪口 啓 / 浦川 真 / 楮畑 健二 / 大田 恭士 / 岸 貴美子 / 鍵 直樹 / 海塩 渉 / 三平 満司 / 中尾 裕也 / 西原 明法 / YU TAO / 福田 英輔 / 三上 己紀 / 古橋 拓也 / 神田 主税 / 太宰 龍太 / 秋山 恵 / 宮前 太一
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- SSS.S404
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2025年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年3月19日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
超スマート社会卓越教育課程に所属する学生や興味のある学生,また,より一般に超スマート社会に興味のある学生を対象に,超スマート社会推進コンソーシアムの協力により、実社会の問題解決や超スマート社会の実現に向けた先端的課題に関する講義を行う。
到達目標
量子科学から超スマート社会までの道筋を俯瞰できる俯瞰力,サイバー空間・フィジカル空間にまたがる専門分野で独創的な科学技術を創出できる専門力,異分野が融合した社会課題の解決能力を涵養する。特に,3つのワークプレースの現状と今後,ワークプレースの環境制御及びそのデザインなどについて説明できるようになる。
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
超スマート社会コンソーシアムに参加している企業等で専門的業務を行なっている外部講師により提供される。
キーワード
超スマート社会,建築環境,ワークプレース,建築設備の制御,環境デザイン
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
複数の教員による一連の講義をオンデマンド型で配信する(PPT等のスライド教材を補助に用いる場合がある)。学生がすみやかに質問や意見交換ができるようにT2SCHOLA掲示板による質問を受け付ける。質問、課題への解答について、教員からの指導はT2SCHOLA掲示板への質問に回答する形で行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 三菱地所が描く未来の都市 「大手町・丸の内・有楽町エリア」におけるスマートシティ実装に向けた取組みを、健康、ロボット、レジリエンス、モビリティ(MaaS: Mobility as a Service)の多様な切り口から紹介する。 | 講義で指示 |
第2回 | 働く場の中心:オフィス 三菱電機の最先鋭のオフィス「SUSTIE」を題材に、ゼロエネルギービル(ZEB)とワーカーのウェルネス両立に向けた取組み、それを支える建物の空調・照明設備について紹介する。 | 講義で指示 |
第3回 | 働くと休むが共存する場:住宅 新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、住宅には働く場としての役割が求められるようになった。旭化成ホームズがワークスペースのある家づくりについて、研究事例を基に提案する。 | 講義で指示 |
第4回 | オフィスでも住宅でもない第3の場:サードプレース 大手町でビジネス交流を進める「3×3Lab Future」を題材に、イノベーション創出やコミュニケーション促進に向けたサードプレースの役割、AR・VRなどのデジタル技術を活用した取組みについて紹介する。 | 講義で指示 |
第5回 | スマートワークプレースを支える自動制御 我々の働く場を快適に保つための建築設備である「空調」に焦点を当て、自動制御メーカーのアズビルがセンシングから実際の制御までの一連の流れを解説する。 | 講義で指示 |
第6回 | ワーカーの働き方のデザイン これまで紹介した多様な働く場の中で、今後どのような働き方を選択すべきだろうか。イトーキが未来の働き方のアイデアとともに、同社で取り入れているABW: Activity Based Workingの考え方を紹介する。 | 講義で指示 |
第7回 | 学生の学び方のデザイン 「働く」から「学ぶ」に視点を変え、イトーキが展開する「Smart Campus Solution」を題材に、今後の講義のあり方やキャンパスの役割について提案する。 | 講義で指示 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
講義で指示
参考書、講義資料等
講義で指示
成績評価の方法及び基準
学修達成度評価は、講義動画の内容を踏まえて行う学生間および学生と講師の間のディスカッションの内容により行う。
関連する科目
- SSS.S401 : 超スマート社会創造A1:量子科学の最前線
- SSS.S402 : 超スマート社会創造A2:IoT/ロボティクス/スマートシティ
- SSS.S403 : 超スマート社会創造A3:スマート農業の最前線
履修の条件・注意事項
特になし
その他
特になし