2024年度 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系
無機材料化学 A
- 開講元
- 応用化学系
- 担当教員
- 久保内 昌敏 / 横井 俊之
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木5-6 (S4-201(S421))
- クラス
- A
- 科目コード
- CAP.N302
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
応用化学分野では,材料を創製し,生産していく分野を担っており,新たな材料を創製しまた使いこなしていくために,材料の基礎的な考え方は必須です。無機材料だけでなく,有機材料,金属材料も踏まえて,固体の結晶構造と状態図を理解することが,材料の機械的性質や強化法,劣化の理解に重要です.
到達目標
【到達目標】 本講義を履修することによって,無機材料,有機材料,金属材料を扱うための基礎的事項として,固体の結晶構造と固体材料の相図・状態図を理解するとともに,金属腐食を中心とする材料劣化の基礎を理解することを到達目標とします。さらに,結晶構造や状態図の理解に基づいて,材料の理論強度や強化法および劣化やその防止の考え方を習得し,応用化学の分野で創製する材料を使い,応用できるようになることを目標とします。
【テーマ】 本講義では,固体の結晶構造と固体材料の状態図の考え方を理解し,それらを応用化学分野で活用していくための基礎を築くことを目的とします。さらに,材料強度や劣化の基礎を理解し身につけます。
キーワード
複合材料,1次結合,2次結合,ブラベー格子,相平衡,相図(状態図),不変反応,恒温変態,共晶,共析,フェライト,オーステナイト,セメンタイト,パーライト,ベイナイト,マルテンサイト,欠陥,転位,靭性,理論強度,析出強化,応力誘起変態,電気化学,標準電極電位,プールベ線図,不動態
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
各講義の70%~80%を内容についての解説に充てる.講義内容の確実な理解と応用力を養うために,講義内容に関連した演習問題もしくは宿題を出題する.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 材料科学概論,材料の種類と特徴 | 比強度演習 |
第2回 | 固体の結合,原子配列,結晶 | 結晶格子演習 |
第3回 | 相図 (状態図),相平衡,不変反応 | 相律・状態図演習 |
第4回 | 炭素鋼の状態図と熱処理 | 亜共析鋼/過共析鋼/熱処理の変態演習 |
第5回 | 固体の変形と破壊,強化法 | 繊維強化演習,理論強度宿題 |
第6回 | 材料の腐食と防食 | 腐食防食演習 |
第7回 | 理解度確認のための演習と解説 | 演習により総合的な理解度を⾼め,到達度を⾃⼰評 価 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,配布資料や参考書等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
テキストは担当教員によるOCWにアップする資料を用いる
参考書、講義資料等
北條英光著 『材料の科学と工学』 裳華房
R. J. D. Tilley著、滝澤、田中、大友、貝沼 訳「固体材料の科学」(東京化学同人)ISBN: 978-4807908585
他の講義資料は講義中に配布するとともにOCW-iにアップロードする。
成績評価の方法及び基準
結晶,状態図および材料の強度や劣化の理解度を,演習あるいは課題にて評価する
関連する科目
- CAP.A275 : 無機化学(固体化学)
- CAP.C531 : 化学装置設計特論
- CAP.A462 : 無機固体化学特論第二
- CAP.C321 : 化学装置設計
履修の条件・注意事項
特に無し
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
久保内昌敏 kubouchi.m.aa[at]m.titech.ac.jp
横井 俊之 yokoi[at]cat.res.titech.ac.jp
その他
特に無し