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2024年度 学院等開講科目 工学院 情報通信系

情報通信技術を用いたサービスデザイン

開講元
情報通信系
担当教員
中谷 桃子
授業形態
講義/演習 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
集中講義等
クラス
-
科目コード
ICT.D301
単位数
110
開講時期
2024年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年3月14日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

情報通信技術は目覚ましいスピードで進化し、様々なサービスとして人々の生活を支えています。本授業では、技術を用いてサービスをデザインするための方法について学びます。使いやすいデザインを提供することに留まらず、人々が使いたくなる/使って嬉しいサービス実現のためには、技術を利用する「人の体験」を考慮したデザインが必要となります。さらに近年は、持続可能な社会の実現にも目を向けた技術/サービスが求められています。本授業では、技術/サービスが「使われる」場面を理解し、技術をサービスとして仕立てていく方法について、実践的な学びの機会を提供します。本授業を通して、人々によい体験を提供し、よい情報化社会を形作っていくための学びを深めます。

到達目標

・サービスデザインにおける「デザイン」の意味を説明できる
・ユーザビリティ、ユーザエクスペリエンス(UX)の概念を説明できる
・良いユーザの体験(UX)を実現するためのプロセス(人間中心設計、デザイン思考)、手法概要を説明できる

この科目は、学修目標の「情報通信分野に関する業務への適応力の学修」に対応する。

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

本講義は、民間企業においてサービスデザインの実務経験を持つ担当教員がその実務経験を活かした講義・グループワークを主導する。

キーワード

ユーザエクスペリエンス、サービスデザイン、デザイン思考、人間中心設計

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

本授業は、4日間の集中講義です。
定められたテーマに沿って、4日間を通してグループでひとつのサービスをデザインしていきます。
毎回の授業において、講義で必要な知識について理解した上で、グループに分かれて演習を行います。演習はサービスデザインのプロセスごとに順を追って進め、全体を通してひとつのサービスコンセプトを作成・評価します。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ・サービスデザイン全体のプロセスについて、その概要を学びます。グループに分かれ、テーマに沿った議論を開始します。 ・サービスデザインの最初のプロセスであるユーザ理解の手法を概観した上で、計画立案~実施~分析の方法を学びます。また、実践演習に備え、グループで調査計画を立案します サービスデザインの概要を理解する ニーズ把握のためのインタビュー手法を実践する
第2回 ・グループで計画したインタビュー調査の実践・振り返りを行う。インタビューで得られたデータをどのようにデータとして処理するかについて理解を深めます。また、グループで実施したインタビュー調査の分析を進めます ・ユーザニーズに基づくサービスアイディアの創出方法について学びます。また、グループでアイディア発想を行い、サービスアイディアを検討します。 ・得られたアイディアは、コンセプトシート/カスタマージャーニーマップの形で可視化します。 ・アイディア発想法について理解する ・カスタマージャーニーマップについて理解する
第3回 ・サービスアイディアを評価するための方法について学びます。 ・グループで検討してきたコンセプトの評価を行い、評価結果を受け、アイディアを精緻化します。 ・ユーザビリティ評価法について学び、グループでも、同評価法(ヒューリスティックス評価)を実践し、デザインの精緻化を行います。 ・受容性評価法について理解する ・ユーザビリティ評価の概念を理解する。 ・ヒューリスティックス評価法について理解する。
第4回 ・グループ発表に向けての最終準備を行います。 ・グループの検討成果を発表し、コメントしあいます。 ・全プロセスの振り返りを行い、改めて「ユーザニーズに基づく、技術を用いたサービスのデザイン」に必要な視点について議論・総括します。ユーザビリティのデザインから、ユーザ体験のデザイン、エコシステムのデザインまで、幅広い視野でサービスを捉える視点を学びます。 ・サービスデザインの全体プロセスとその効果的な実践方法について理解する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

講義資料は授業中に配布する。
参考書:サービスデザインの教科書:共創するビジネスのつくりかた(武山政直著,NTT出版)、行動を変えるデザイン(Stephen Wendel著、武山政直監訳、オライリー・ジャパン)、UXデザインの教科書(安藤昌也著,丸善出版)

成績評価の方法及び基準

グループ課題の発表・議論への貢献(50%)、およびレポート(50%)
全出席が原則である。

関連する科目

  • ESD.A402 : デザイン思考基礎

履修の条件・注意事項

履修の条件を設けない

その他

授業は2Q扱いで、夏休み期間中に、4日間の集中講義として行います。
8月末~9月上旬を予定。日程は確定次第、T2SCHOLAを通じてアナウンスしますので、受講予定の方は登録下さい。
いずれも10-17時を予定しています。