2022年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
リーダーシップアドバンス 1
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 室田 真男 / 岡田 佐織
- 授業形態
- 演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4
- クラス
- 1
- 科目コード
- LAH.C501
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本授業では,ファシリテータとしての実践を通して,ファシリテータ型リーダーシップについて体験的に学ぶ。ファシリテータ型リーダーシップとは,従来の「指導」型リーダーシップと対比して,個性を重視しチームとしての力を発揮する「支援」型リーダーシップのことを示す。ファシリテーション技術を学び,学部の「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスへファシリテータとして参加し,実践的に学ぶ。 ファシリテータとしての経験を通して,学びをより深く考えることもねらいとしている。さらに,学部新入生に対するロールモデルとしての役割を担うことも期待している。
到達目標
1. 「指導」型リーダーシップと「支援」型リーダーシップの違いを説明することができる
2. ファシリテーション技術を身につけ活用することができる
3. 「東工大立志プロジェクト」の受講生の学びを促進することができたと実感できる
キーワード
ファシリテーション,ファシリテータ,リーダーシップ,支援型,立志プロジェクト
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
授業では,ワークショップや「東工大立志プロジェクト」への授業参加により,ファシリテーション技術を理論および体験的に学ぶ。実践では,「東工大立志プロジェクト」の少人数クラスへファシリテータとして積極的に関わり,学士課程の学生の学びを促進することを目指す。毎回のファシリテーション活動後は,振り返りレポートを提出し,次回の活動に活かしていく。 「東工大立志プロジェクト」の講義を聴講したり,視聴することが求められる。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション,ファシリテーション入門 | 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,サマリーおよびレスポンスを記述 |
第2回 | ファシリテーション実習 | 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,ファシリテーションの準備をする |
第3回 | 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動1 | 自分のファシリテーション活動を振り返る 「東工大立志プロジェクト」の次回講堂講義を視聴し,ファシリテーションの準備をする |
第4回 | 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動2 | 自分のファシリテーション活動を振り返る |
第5回 | ファシリテーション活動の振り返りワークショップ | 「東工大立志プロジェクト」次回講堂講義を視聴し,ファシリテーションの準備をする |
第6回 | 「東工大立志プロジェクト」少人数クラスでファシリテーション活動3 | 自らのファシリテーション活動を振り返る |
第7回 | ファシリテーション活動の振り返り | 自分のファシリテーション活動を振り返り,レポートしてまとめる |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
必要に応じて配布する
参考書、講義資料等
・中野民夫(2017):「学び合う場の作り方」岩波書店
・中野民夫(2003):「ファシリテーション革命」岩波書店
・中野民夫ほか(2013):「ファシリテーター行動指南書」ナカニシヤ出版
・森時彦(2008)「ファシリテーターの道具箱」ダイアモンド社
成績評価の方法及び基準
1.ワークショップでの活動内容・貢献度の評価(自己評価・相互評価を含む)(20%)
2.「東工大立志プロジェクト」での活動内容・貢献度の評価(リフレクションシートを含む)(30%)
3.最終レポート(50%)
関連する科目
- LAH.C401 : リーダーシップ道場
- LAH.C101 : 東工大立志プロジェクト
履修の条件・注意事項
「リーダーシップ道場」を80点以上の成績で履修済であること
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
murota[at]ila.titech.ac.jp
その他
本授業は,GSA (Graduate Student Assistant)プログラムの対象科目です。80点以上で履修すると,教育革新センターよりGSA-F (ファシリテーション)の認定証が授与されます。
2022年度の第1回授業は4月11日です。第1回授業には必ず出席して下さい。