2022年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 建築学コース
建築史特論
- 開講元
- 建築学コース
- 担当教員
- STEWART DAVID BUTLER
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (M1-314) / 木3-4 (M1-314)
- クラス
- -
- 科目コード
- ARC.D401
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この授業はゼミ形式で行われ、毎年異なった20世紀〜21世紀の話題を取り上げる。講師の言語は英語である。受講者は修士1年生レベルの建築学専攻の大学院生と建築学を学んだ海外留学生である。他の専攻の学生は、十分な英語力があれば強く歓迎する。なぜなら、そのような学生の存在によって、建築学生の知見が広がるからである。
このゼミの狙いは、通常の講義形式では学ぶことの難しい批評方法について、建築や都市計画に関する話題をより掘り下げた議論を通じて学ぶ点にある。 目的は、
①各自が通常の建築史や都市計画史ではあまり知られていない出来事について知識を増やすこと。
②歴史的な功績に対する意見の多様さを踏まえた上で、様々な設計手法や考え方に関して、口頭や文章によって発表する機会を提供すること。
③個々の学生が、各自のペースで、英語で効果的に情報や意見を交換する能力を伸ばすこと。
到達目標
この授業を通じ、学生には以下のような成長が期待される。
①近代やポストモダンなど建築や都市計画についてのトピックや考えを体系的に、自信を持って発表できる。
②1枚、もしくは数枚のスライドを作成して英語で発表でき、授業のトピックを深めることができる。
③学生が現在持つ建築や環境形成に関する目標や哲学をもとに、過去に対する新たな知見を統合することができる。
キーワード
建築史、建築計画史、技術史、歴史的評価術、建築批評、建築家の職能、建築と計画の社会的、材料的、経済的基盤
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎週の出席を必須とする。議論は連続して行うため、欠席しないこと。数多くの読書およびビデオ鑑賞を行う。宿題はグループ・ディスカッションや英語による個人プレゼンテーションの準備を適宜含む。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 今年のテーマに関するガイダンス(トピックは毎年変更する)、関連資料(オンライン含む)の紹介。 | 授業は週に2回行う。継続は力なり。 |
第2回 | 授業はたいていオンラインで共有されたPDFや動画に関するディスカッションで、個人あるいはグループ・プレゼンテーションを行う場合もある。 | 同上 |
第3回 | 同上 | 同上 |
第4回 | 同上 | 同上 |
第5回 | 同上 | 同上 |
第6回 | 同上 | 同上 |
第7回 | 同上 | 同上 |
第8回 | 同上 | 同上 |
第9回 | 同上 | 同上 |
第10回 | 同上 | 同上 |
第11回 | 同上 | 同上 |
第12回 | 同上 | 同上 |
第13回 | 同上 | 同上 |
第14回 | 同上 | 同上 |
第15回 | 最終回は、セメスターのトピックについて、または歴史的建築から現代建築までの流れについて要約を行う。 | 同上 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
基本的に教科書はない。テーマに沿った安価な英語の資料がある場合には、購入するよう指示する。場合によってはさらに別の書籍の購入を提案することもある。
参考書、講義資料等
資料には学生が映写するパワーポイント、雑誌記事のコピー(PDF)を用いる。学生はインターネットに接続可能なノートパソコンかタブレット端末を持参すること。
成績評価の方法及び基準
成績評価は授業の参加状況、授業中の個々の発表、宿題に基づいて行う。期末試験や欠席時のレポート提出は許さない。デザインスタジオに参加するために本授業を欠席する、という言い訳は通用しない。
関連する科目
- 日本建築史
- 西洋建築史
- 近代建築史
履修の条件・注意事項
建築史学や都市計画史(西洋、日本問わず)以外のいかなるコースの知識でも本授業の手助けになる。本教員による関連授業は現在他に行われていない。
その他
特になし。