2022年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 都市・環境学コース
歴史空間論第一
- 開講元
- 都市・環境学コース
- 担当教員
- 齋藤 潮
- 授業形態
- 講義 (ライブ型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木3-4
- クラス
- -
- 科目コード
- UDE.D401
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
都市と景観との歴史的関係を、前半は、理想の都市、理念的な都市計画に込められた都市像をとおして考察する。
後半は都市における緑地計画を歴史的に検討する。
到達目標
1.都市計画・緑地計画の理念について景観的視点から理解が深まる。
2.都市計画・緑地計画の枠組の多様性と意味を歴史的観点から思料できる。
キーワード
歴史、都市計画、緑地計画、景観
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
週1回7週にて実施。
前半は、都市計画に焦点を当てるが、教科書を使用した一方向的な授業形式はとらず、予備知識のない状況で都市概念にかんする思考実験を随時実施し、過去に提起された都市像とつき合わせてディスカッションする。
後半3回は都市の緑地計画に焦点を当てた歴史的考察を行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 都市とは何か | 都市概念の理解 |
第2回 | 古代の都市立地にみる呪術性 | 都市形態の多様性の理解 |
第3回 | 権力と支配の象徴としての都市 | 都市形態の多様性の理解 |
第4回 | 社会問題とユートピア | 理想都市に関する理解 |
第5回 | 都市の概念と緑地計画 | 都市と緑地についての理解 |
第6回 | 緑の概念と緑地計画 | 緑地計画についての理解 |
第7回 | 東京緑地計画にみる都市づくりの理想 | 東京緑地計画についての理解 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
予習は特に求めない。
授業中に提示された都市、緑地、キイワードについての考察を授業後に深めることが望ましい。
教科書
予備知識を与える教科書は指定しない。
参考書、講義資料等
都市プラン、実験データの集計結果, 史料などを随時配布する。
成績評価の方法及び基準
前半4回:思考実験への参加 (30%)+レポート(70%)
後半3回:レポート(100%)
全体の成績は前半と後半の平均とする。
関連する科目
- 歴史空間論第二
履修の条件・注意事項
特になし。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
saito.u.aa(at)m.titech.ac.jp
オフィスアワー
居室:西9号館501号室。
メールで事前予約のこと。