2022年度 学院等開講科目 情報理工学院 情報工学系 情報工学コース
ソフトウェア開発演習
- 開講元
- 情報工学コース
- 担当教員
- 林 晋平
- 授業形態
- 講義/演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金7-10
- クラス
- -
- 科目コード
- CSC.T424
- 単位数
- 110
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本演習では,モバイルアプリケーションの設計,開発,デバッグ,デプロイメントについて学ぶ.具体的には,モバイルUIフレームワーク,ネットワーキング,位置情報,センサ,グラフィックス等のトピックを扱う.
演習を通して,モバイルアプリケーション開発に関する知識・技術のみならず,ソフトウェア開発に必要なツールやグッドプラクティスについて身につけることを目標とする.
到達目標
Androidアプリケーションの設計,実装,デバッグ,デプロイメントをができるようになること
キーワード
ソフトウェア開発, モバイルアプリケーション, Android, モバイルUIフレームワーク, ネットワーキング, 位置情報, センサ, グラフィックス
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回講義の前半は諸概念やAPI,開発手法等についての講義を行い,後半はそれらに関するプログラム開発実習に充てる.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 演習の説明・開発環境の準備 | 各自のPC上に開発環境の準備を行う |
第2回 | プログラム開発と実行・デバッグ | プログラム開発と実行・デバッグ方法について理解する |
第3回 | Android API概観 | Android OSおよびAndroid APIの概要を理解する |
第4回 | UIフレームワーク (1): 概要 | UIフレームワークの概要について理解する |
第5回 | UIフレームワーク (2): UIの構造と実現方式 | UIの構造と実現方式について理解する |
第6回 | ネットワーク (1): HTTP, JSON, WebSocket等 | HTTP, JSON, WebSocket等に関する諸概念および関連APIの使用方法を理解する |
第7回 | ネットワーク (2): Bluetooth, Wi-Fi | BluetoothやWi-Fi等に関する諸概念および関連APIの使用方法を理解する |
第8回 | 位置情報・センサ等の利用 (1): センサ | センサに関する諸概念および関連APIの利用方法を理解する |
第9回 | 位置情報・センサ等の利用 (2): 位置情報API | 位置情報APIに関する諸概念および利用方法を理解する |
第10回 | Google APIの利用 (1): Maps | Google Maps APIに関する諸概念および利用方法を理解する |
第11回 | Google APIの利用 (2): クラウドAPI | クラウドAPIに関する諸概念および利用方法を理解する |
第12回 | グラフィクスAPI (1): グラフィックスの基本 | 2D, 3Dグラフィクスの基本と関連APIについて理解する |
第13回 | グラフィクスAPI (2): OpenGL ES | OpenGL ESの概要および関連APIの利用方法について理解する |
第14回 | 成果物発表会 | 成果物発表を行う |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
Android 開発者公式サイトのドキュメント (https://developer.android.com/)
講義資料は講義Webサイトで配布する.
成績評価の方法及び基準
毎回の演習課題および個人プロジェクト(Androidアプリケーションプログラムの作成とデモ)に基づいて評価を行う.
(1) 演習課題: 35%
(2) 個人プロジェクト: 65%
関連する科目
- CSC.T243 : 手続き型プログラミング基礎
- CSC.T253 : 手続き型プログラミング発展
- CSC.T273 : オブジェクト指向プログラミング
- CSC.T423 : システム開発プロジェクト基礎第一
- CSC.T437 : システム開発プロジェクト応用第二
履修の条件・注意事項
履修者は関連科目を履修しているか,同等の知識があること.
開発用のラップトップPCとモバイル端末を用意すること.