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2022年度 学院等開講科目 物質理工学院 材料系

有機材料概論

開講元
材料系
担当教員
森 健彦 / 石川 謙 / 大内 幸雄 / 早川 晃鏡 / VACHA MARTIN / 松本 英俊 / 扇澤 敏明 / 塩谷 正俊 / 相良 剛光 / 森川 淳子 / 淺井 茂雄 / 早水 裕平 / 道信 剛志
授業形態
講義 (ハイフレックス型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
火7-8 (S011) / 金7-8 (S011)
クラス
-
科目コード
MAT.P206
単位数
200
開講時期
2022年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

有機材料とは、繊維、プラスチック、ゴム、木材、紙、食品など日常を支える基礎資材としてはもちろんのこと、液晶、有機ELなどの情報材料、有機半導体などの電子材料、人工臓器などの医用材料、太陽電池や燃料電池などのエネルギー変換材料など、今日の最先端技術を支える重要な材料です。本講義では、これらの材料の合成と物性の基礎科学を学びます。

到達目標

本講義を履修することによって以下の知識を習得する。
1) 有機材料の基礎
2) 有機材料の機能
3) 有機材料の産業応用例

キーワード

有機材料、材料工学、有機合成、分析手法、物性測定

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

本講義は12名の担当教員によるオムニバス形式で、有機材料科学における基礎と最新の研究トピックスを例に紹介する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 講義概要 講義概要の説明
第2回 高分子混合系材料の構造・物性制御による高性能化
第3回 液晶および有機太陽電池などの光電子有機材料
第4回 有機半導体高分子の合成
第5回 イオン液体のナノ構造と機能
第6回 機能性自己組織化材料および高分子薄膜
第7回 1分子発光によるナノスケールの有機材料物性
第8回 メカニカルな刺激に応答する有機発光材料
第9回 バイオ・ナノ界面を制御したバイオセンサー
第10回 熱を制する材料
第11回 高分子混合系材料の構造・物性制御による高性能化
第12回 高分子ナノファイバーの機能設計
第13回 有機超伝導・有機トランジスタ
第14回 演習

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

必要に応じて指定する。

参考書、講義資料等

必要に応じて指定する。

成績評価の方法及び基準

レポートで講義の理解度を評価する。

関連する科目

  • MAT.P350 : 有機材料工学実験第一
  • MAT.P351 : 有機材料工学実験第二
  • MAT.P352 : 有機材料工学実験第三

履修の条件・注意事項

特になし。