2022年度 学院等開講科目 工学院,物質理工学院,環境・社会理工学院共通科目 工学院,物質理工学院,環境・社会理工学院共通科目
国際創造設計プロジェクト
- 開講元
- 工学院,物質理工学院,環境・社会理工学院共通科目
- 担当教員
- 各 教員
- 授業形態
- 講義/演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- XEN.P301
- 単位数
- 0.50.50
- 開講時期
- 2022年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義では,本学学生が海外の大学へ渡航し,渡航先大学やその他海外の大学の学生とともに実際の機械開発を体験し,機械システムのデザインおよび,プロジェクトマネジメントについて学習する.受講者は,これまで培ってきた基礎知識を基に,グループワークにて機械の仕様,機能,機構についてディスカッション,設計,試作,評価を繰り返し行い,目標要求を達成する機械システムを開発する.本体験を通じて,機械設計・製作に必要な創造性,技術力,マネジメント能力を学ぶとともに,様々な文化的背景を持つメンバーで構成される国際的なチームにおけるディスカッション能力,グループワーク力,プレゼンテーション能力を総合的に習得する.
到達目標
本講義を履修することにより,次の能力を習得する.
1) 国際的なチームにおいて,外国人を含む他者とディスカッションし,問題解決を図ることができる.
2) 具体的な要求仕様を満足する機械の設計及び製作ができる.
3) 機械開発に必要なプロジェクトマネジメント力を有し,知識・アイデアを具現化できる.
4) 英語でのプレゼンテーションにより,成果を正しく発信することができる.
キーワード
国際協力・グループワーク・創造的思考力・企画力・機械設計・機械製作・デザイン思考・プロジェクトマネジメント・ディスカッション・プレゼンテーション
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
座学の時間とグループ活動の時間が設けられ,各グループ毎に1台の機械を企画・製作する.最終発表会にてプレゼンテーションを実施する.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 機械開発とプロジェクトマネジメント | 機械開発とデザイン思考,プロジェクトマネジメント |
第2回 | グループ活動1 | 課題の設定,仕様・デザインの検討,役割分担の決定 |
第3回 | グループ活動2 | 基本デザインの決定 |
第4回 | 企業見学 | 先端企業による開発・製造の実際の学習 |
第5回 | グループ活動3 | 試作モデルの設計 |
第6回 | グループ活動4 | 試作モデルの製作・試験・改良 |
第7回 | グループ活動5 | 試作モデルの製作・試験・改良 |
第8回 | 成果発表会 | 試作モデルについてのプレゼンテーション,デモンストレーション |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
教科書は特に指定しない.
参考書、講義資料等
必要に応じて配布する.
成績評価の方法及び基準
最終日の成果発表会におけるプレゼンテーション,及び機体デモンストレーションの結果で評価する.
関連する科目
- MEC.Q301 : 機械システムデザイン
- SCE.P201 : システム創造設計
- MAT.M309 : 金属工学創成プロジェクト
- GRD.R101~104 : 4類リテラシ1~4
- GRD.P101 : 科学・技術の創造プロセス【4類】
履修の条件・注意事項
機械工学についての基本的な知識を有していること.