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2022年度 学院等開講科目 理学院 化学系 化学コース

無機・分析化学基礎特論 I

開講元
化学コース
担当教員
川口 博之
授業形態
講義 (ライブ型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
木5-6 (W935)
クラス
-
科目コード
CHM.B401
単位数
100
開講時期
2022年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では、無機化学および分析化学の基礎的な知識、概念の確認、整理を行う。固体表面への分子の吸着、固体表面の分析手法、有機金属錯体の結晶構造および光固相反応、配位化合物、金属クラスター錯体について解説する。学部で習得した無機化学および分析化学を基盤に、大学院で専門的な領域を学び、研究を行うのに必要な知識や概念を整理し、系統的に学ぶ。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する.
1) 無機化合物の性質を説明できる
2) 有機金属錯体の構造と性質について説明できる
3) X線、電子、中性子回折による固体構造解析を理解できる
4) 配位化合物の光化学を理解できる

キーワード

光反応化学、触媒化学、配位化学、有機金属化学、結晶化学

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

オムニバス形式で授業を行う。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 配位化合物- 金属と配位子 金属錯体の配位子を説明できる
第2回 金属錯体の結合 金属錯体の結合を説明できる
第3回 金属錯体の構造 金属錯体の構造を説明できる
第4回 結晶場理論 結晶場理論を説明できる
第5回 金属錯体の電子スペクトル 金属錯体の電子スペクトルを説明できる
第6回 金属錯体の反応 有機金属錯体の性質を説明できる。
第7回 有機金属錯体概論 有機金属錯体の性質を説明できる

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

資料を講義で配布する。

参考書、講義資料等

シュライバー「無機化学(上下)」東京化学同人

成績評価の方法及び基準

講義で学んだ無機化学の基礎的な考え方、知識について、その理解度を評価する。
配点はレポート(40%)、期末試験(60%)

関連する科目

  • CHM.B201 : 無機化学第一
  • CHM.B301 : 無機化学第二
  • CHM.B202 : 基礎分析化学
  • CHM.B332 : 光化学
  • CHM.B333 : 結晶化学
  • CHM.B335 : 固体化学

履修の条件・注意事項

履修の条件を設けない