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2022年度 学院等開講科目 理学院 数学系 数学コース

幾何学特論C

開講元
数学コース
担当教員
正井 秀俊
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月3-4 (H115)
クラス
-
科目コード
MTH.B403
単位数
100
開講時期
2022年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

曲面上の同相写像のホモトピー類からなる群、写像類群を幾何学的に理解する。
3Qの間は、主に自由群、グロモフ双曲空間などを紹介し、4Qから本格的に写像類群に取り組む。
本講義は、引き続き行われる「幾何学特別講義D」に続くものである。


本講義は、引き続き行われる「幾何学特論D」に続くものである。

到達目標

写像類群を幾何学的群論の視点で理解する。
その過程で、幾何学的群論の基礎や曲面の幾何などを理解する。

キーワード

Mapping class groups, hyperbolic geometry, geometric group theory.

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 双曲平面の基礎 講義中に指示する
第2回 双曲空間の等長変換群 講義中に指示する
第3回 自由群、群の生成系 講義中に指示する
第4回 ケーリーグラフ 講義中に指示する
第5回 擬等長写像 講義中に指示する
第6回 グロモフ双曲空間 講義中に指示する
第7回 グロモフ双曲空間の境界、ピンポン補題 講義中に指示する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

使用しない

参考書、講義資料等

Benson Farb and Dan Margalit, "A Primer on Mapping Class Groups", Princeton Mathematical.
講義資料も適宜配布する。

成績評価の方法及び基準

レポートや試験等をもとに評価する.詳細は講義中に指示する.

関連する科目

  • MTH.B301 : 幾何学第一
  • MTH.B302 : 幾何学第二
  • MTH.B331 : 幾何学続論
  • MTH.B404 : 幾何学特論D

履修の条件・注意事項

幾何学第一、幾何学第二、幾何学続論を履修済みであることが望ましい。

オフィスアワー

未定