2021年度 学院等開講科目 教養科目群 広域教養科目
融合技術論(国際)
- 開講元
- 広域教養科目
- 担当教員
- 野原 佳代子
- 授業形態
- 講義/演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金3-4 (S323)
- クラス
- -
- 科目コード
- LAW.X357
- 単位数
- 0.50.50
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
100年に1度といわれる大変革期を迎え、新時代の要請や課題をどう取り込み、融合して人類の利便性に繋げられるかが問われている。それには過去の有効な知識や経験をベースに、新境地を切り開く必要がある。旧態を乗り越えて理解し合い(交流、融合)、分野や専門に閉じず、発想のステージを広げ(越境)、相互の共感と社会実現を図る(社会実装、情報伝達、マスメディア)ことを目指す。
ロンドン芸大セントラル・線トマーティンズ校のヘザー・バーネット先生等をゲストにむかえ、Art & Scienceの理論と実践を中心に、物事を科学的・アート的に見ることを共に考える。
到達目標
多様な情報や考え方を「どのように融合させて自分の思考や活動に活かしていくか」その方法論を学ぶ。具体的には、科学・技術分野の知識にアート、メディア論、デザイン、コミュニケーション論、社会学などと組み合わせて新たな課題や発見を創り出すプロセスを体験する。
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
ヘザー・バーネット講師はプロのアーティストであり創造的制作・展示の実務経験が豊富である。
キーワード
融合 テクノロジー メディア アート 社会
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
知識の断片化は現代のコミュニケーションにおいて障壁となっている。多様なバックグラウンドの人々と思考や知識、感情を共有しつつ、独自のナラティブ(物事の解釈)を創り出す手順を学ぶ。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 超学際を考える - ものの見方を変えるには - 科学とアート再訪 異分野融合の歴史等を外観 | Miroを使った練習問題 |
第2回 | 科学とアート融合を知る ケーススタディの提示 グループワーク | Miroを使った練習問題 |
第3回 | 自然現象の観察、ハッキング、翻訳 | Miroを使った練習問題 |
第4回 | 最新科学のトピックにみる融合の魅力 クリエイティブ思考実験 いろいろなエクササイズ | Miroを使った練習問題 |
第5回 | 超学際を歴史的にふりかえる | グループ発表準備 |
第6回 | 学生ワーク 思考ツールを試す | グループ発表準備 |
第7回 | 超学際・学生プレゼンテーションと批評 | - |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特になし
参考書、講義資料等
授業で資料配布
成績評価の方法及び基準
講義受講と演習、討論、プロジェクトの評価による
関連する科目
- LAW.X401 : グローバル人材のためのサイエンスコミュニケーション-海外研修プログラム
- TSE.C314 : 環境と社会
- LAW.X314 : メディア編集デザイニング
- LAW.X315 : グローバル人材のための科学技術デザイン-海外研修プログラム
履修の条件・注意事項
英語でコミュニケーションがとれること
その他
対面を予定、しかしコロナ状況を見てオンラインに変更の可能性あり