2021年度 学院等開講科目 教養科目群 教職科目
情報機器およびデジタル教材の活用
- 開講元
- 教職科目
- 担当教員
- 室田 真男
- 授業形態
- 演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 水7-8 (W9-714)
- クラス
- -
- 科目コード
- LAT.A204
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 3~4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
新しい学力観に立つ学習指導法ならびにデジタル教科書や電子黒板等のメディアを活用した指導法を,実践をとおして学ぶ。
「教育工学」および「教育課程編成の方法」の学習成果を発展させ,情報技術と教育との関わりについて,授業改善の視点と情報教育の視点との両面から理解し,実際に授業を設計したり,教材開発したりすることができるようになることを目的とする。
到達目標
・教職課程コアカリキュラム「教育の方法及び技術(情報機器及び教材の活用を含む。)」の全項目を扱うが,特に(3)を重視する。
・情報技術と教育との関わりについて,授業改善の視点と情報教育の視点との両面から理解し,実際に授業を設計したり,教材開発したりすることができるようになる.
・ 新しい学力観に立つ学習指導法ならびにデジタル教科書や電子黒板等のメディアを活用した指導法を,実践をとおして身につける.
キーワード
情報活用能力,電子黒板,デジタル教科書,21世紀型スキル,教授法,情報教育
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
21世紀型スキルに代表される新しい学力観を学び,電子黒板ならびにデジタル教科書を用いた授業を設計し実践する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション | 授業設計法を復習する |
第2回 | 主体的・対話的で深い学びと指導法 | 主体的・対話的で深い学びについて自分の言葉で説明する |
第3回 | デジタル教科書や電子黒板等のメディアを活用した指導法 | デジタル教科書や電子黒板を用いた指導案を作成する |
第4回 | 模擬授業第1回,相互評価(その1) | フィードバックを元に模擬授業を振り返り,2回目の指導案を作成する |
第5回 | 模擬授業第1回,相互評価(その2) | フィードバックを元に模擬授業を振り返り,2回目の指導案を作成する |
第6回 | 模擬授業第2回,相互評価(その1) | フィードバックを元に模擬授業を振り返る |
第7回 | 模擬授業第2回,相互評価(その2),まとめ | フィードバックを元に模擬授業を振り返る |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
必要に応じて資料を配付する
参考書、講義資料等
・ 稲垣忠,鈴木克明(2011)授業設計マニュアル -教師のためのインストラクショナルデザイン-,北大路書房
・ 松田稔樹, 星野敦子, 波多野和彦 (2013) 学習者とともに取り組む授業改善 -授業設計・教育の方法および技術・学習評価-, 学文社
・ 堀田龍也ほか(2019)情報社会を支える教師になるための教育の方法と技術,三省堂
・大島純ほか(2019)学習科学ガイドブック,北大路書房
成績評価の方法及び基準
指導案および模擬授業の内容(60%),期末試験(40%)に基づく
関連する科目
- LAT.A203 : 教育工学
- LAT.M101 : 数学科教育法Ⅰ
- LAT.S101 : 理科教育法Ⅰ
- LAT.I201 : 情報科教育法Ⅰ
- LAT.T201 : 工業科教育法Ⅰ
履修の条件・注意事項
「教育工学」と「教育課程編成の方法」を履修済みであること