2021年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
融合系ゼミ(意思決定論)1
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 猪原 健弘
- 授業形態
- 演習
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T252
- 単位数
- 020
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
受講生は,担当教員と協議して決定した意思決定論に関する課題に取り組む。文献等の調査を通じて課題に関連する事項の理解を深め,討論などを通じて問題を明確化し,解決を図る。課題に取り組むこれらの過程において,それまで学修してきた様々な科目によって身に付けた専門知識及び周辺の基礎知識等を活用して問題を解決する手法を身に付ける。また,データの取得,取得したデータの解析とその考察といった手法に習熟するとともに,複眼的に事物を観る力を養成するする。さらに,得られた成果をまとめて報告書を作成し,発表・討論を行う。
融合系ゼミは,学生個々が特定の課題に取り組む研究室教育の中核をなすものであり,体系的カリキュラムに基づくコースワークと相互補完の関係にある。課題に取り組むことにより,意思決定論に関する専門力の向上とともに,新たな課題・問題を発見・設定する力,未解決の問題を解決に導く力など,社会で必要とされる総合的な開発力を身につけることが期待される。
到達目標
この融合系ゼミを履修することにより,次の能力を修得する。
1)意思決定論における専門知識を課題解決に応用する力
2)意思決定論以外の専門分野の基礎を自ら学び,課題解決につなげる力
3)意思決定論における未解決の課題について,社会における課題の位置付けを理解し,課題解決が社会にもたらす影響を判断し,解決にあたる力
4)論理的説明能力を身に付け,議論を展開し,文書にまとめる力
5)自立した一人の研究者としての意識をもち,他者との議論において意思疎通を図るために必要な知識と説明能力
キーワード
意思決定論,発表,課題解決,文献調査,論理的説明能力
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
授業は、原則,毎週⽕曜⽇1-2時限(8時50分〜10時30分)に⾏う。
初回は4⽉13⽇(⽕)。
履修希望者は、必ず事前に担当教員にメールしてください。
メールの件名は「融合系ゼミ(意思決定論)履修希望」とし、メール本⽂に学籍番号と⽒名を書くこと。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | ・ 課題への取り組み方に関わる担当教員によるガイダンス ・ 課題の方向性について討論 ・ 課題の決定 ・ 課題への取り組み ・ 課題に関する文献調査 ・ 課題への取り組みの中間報告 ・ 成果のとりまとめ ・ 報告書の執筆 ・ 発表資料の作成,担当教員による発表指導 ・ 成果報告 | 担当教員の指示に従う |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
特になし。
参考書、講義資料等
特になし。
成績評価の方法及び基準
毎回の発表資料、質問シート、回答シートの提出等に基づいて評価する。
関連する科目
- LAH.T108 : 意思決定論A
- LAH.T208 : 意思決定論B
- LAH.T307 : 意思決定論C
- LAH.T107 : 社会モデリングA
- LAH.T209 : 社会モデリングB
- LAH.T308 : 社会モデリングC
履修の条件・注意事項
意思決定問題への興味があることが望ましい。
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
猪原健弘(いのはらたけひろ)教授、inostaff[at]shs.ens.titech.ac.jp
履修希望者は、必ず事前に担当教員にメールしてください。
メールの件名は「融合系ゼミ(意思決定論)履修希望」とし、メール本⽂に学籍番号と⽒名を書くこと。
オフィスアワー
電子メールでアポイントメントを取ること。
その他
当講義は理学の内容を含む。