2021年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
歴史学C
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 福留 真紀
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (W321) / 木5-6 (W321)
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.H305
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この講義のテーマは、日本の対外関係史です。
取り扱う時代は中近世です。
このころの日本の外交のかたちについて、考えてみたいと思います。
到達目標
1)海外の視点から見た日本を理解する。
2)海外に対して閉鎖的だった印象のある、中近世の外交を知ることにより、現代の日本の外交を理解する手掛かりを見つける。
キーワード
ルイス・フロイス、江戸城、鎖国、天草・島原一揆、ケンペル、朝鮮通信使、シーボルト
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
zoom
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 歴史の学び方 | 「歴史の学び方」を理解する。 |
第2回 | 史実とは何か | 大隅和雄氏のエッセイをよむ。 |
第3回 | 現代日本の外交関係 | 国立歴史民俗博物館の事例から考える。 |
第4回 | ルイス・フロイスのみた中世日本① | 織田信長と豊臣秀吉。権力者たちの実像に迫る。 |
第5回 | ルイス・フロイスのみた中世日本② | 庶民の生活を知る。 |
第6回 | 「鎖国」を考える。 | 「鎖国」の実態を探る。 |
第7回 | 「天草・島原一揆」を考える。 | 「天草・島原一揆」の実態を探る。 |
第8回 | ケンペルのみた近世日本① | オランダ商館長の江戸参府について理解する。 |
第9回 | ケンペルのみた近世日本② | 元禄時代の江戸城について理解する。 |
第10回 | 朝鮮通信使① | 江戸時代の対朝鮮外交を理解する。 |
第11回 | 朝鮮通信使② | 雨森芳洲『交隣提醒』を読む。 |
第12回 | シーボルトのみた幕末日本① | シーボルトの日本研究を理解する。 |
第13回 | シーボルトのみた幕末日本② | シーボルトの日記を読む。 |
第14回 | 総括 ―日本の対外関係史 | 受講生から出された質問に答える形で、総括を行う。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定しない。
参考書、講義資料等
1)山本博文『歴史をつかむ技法』新潮社、ISBN:978-4106105418
2)山本博文『歴史の勉強法』、PHP研究所、ISBN:978-4569836775
3)講義資料は授業中に配布する。
成績評価の方法及び基準
配点は、期末レポート(60%)、小レポート(40%)
関連する科目
- 歴史学A
- 歴史学B
- LAH.S414 : 文系エッセンス14:歴史学
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない
その他
この科目は、人数超過の場合には抽選を実施いたします。初回の授業に必ず出席するようにしてください。