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2021年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系 地球環境共創コース

社会経済および環境データの分析手法

開講元
地球環境共創コース
担当教員
阿部 直也
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金7-8
クラス
-
科目コード
GEG.S412
単位数
100
開講時期
2021年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本科目は、社会経済および環境データを用いた分析を行うために有効な定量的分析手法について、解説と課題への取り組みを通じて理解を深め、もって所定の能力を身につけることを目的とする。本科目で無償のデータ分析ソフトであるRを主に利用する。

到達目標

本科目の履修を通じて学生は以下の能力を修得する。
1)基礎的社会経済および環境データの意味、意義、構造に対する基礎的知識
2)上記のデータを用いた基礎的な定量的分析手法を実施する能力
3)これらの結果を提示する能力

キーワード

社会経済データ、環境データ、定量的分析、多変量解析、R

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

本科目は、講義と演習を組み合わせて行う。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 社会経済・環境データの意味、意義および基本的構造について 小レポート
第2回 社会経済・環境データを用いた国際比較と結果の可視化 小レポート
第3回 社会経済データと環境データの関係性(相関分析と回帰分析) 小レポート
第4回 社会経済および環境に関する意思決定の離散的特性(離散選択分析) 小レポート
第5回 意思決定の効率性を投入と産出からみる:包絡分析法の基礎 小レポート
第6回 複数の特性を持つ主体の特徴抽出:主成分分析とクラスター分析 小レポート
第7回 まとめおよび相談時間 最終レポート

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし(必要に応じて資料を配布します)

参考書、講義資料等

特になし(必要に応じて資料を配布します)

成績評価の方法及び基準

最終レポート:約60%
各回の小レポート:約40%(すべての回の合計割合)

関連する科目

  • GEG.E413 : 環境研究のための地理情報解析
  • GEG.E501 : 環境アセスメント

履修の条件・注意事項

統計および多変量解析について基礎的な知識を有すること。

その他

講義の進捗に応じて各界の内容を変更する可能性がある。また、履修学生数多数の場合には、履修学生数を制限する場合がある。
受講学生は、各自ノートPCを用意し、マイクロソフト・エクセルおよび無償の統計ソフトRを使用する環境を整えること。Rのインストールは以下より行う。
https://www.r-project.org/