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2021年度 学院等開講科目 情報理工学院 情報工学系

オブジェクト指向設計

開講元
情報工学系
担当教員
小林 隆志 / 林 晋平
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月7-8 (W331) / 木7-8 (W331)
クラス
-
科目コード
CSC.T361
単位数
200
開講時期
2021年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

【ねらい】
オブジェクト指向の要求分析・設計技術および実践力を習得することを目的とする.
【概要】
オブジェクト指向設計法やデザインパターンを用いて,ソフトウェア設計・構築のやり方を実習を通して習得する。また,実例により有用性を学習する。

到達目標

ユースケース法などによる要求分析から,クラス図作成,実装,テストといった一連のソフトウェア開発が行える技能を身につける。

キーワード

オブジェクト指向設計,クラス図,ユースケース法,デザインパターン,テスト,メトリックス,リファクタリング,UML, Java

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

1回の講義につきその都度簡単な実習を行う

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 ソフトウェア開発プロセス概説とJava復習 Javaでのプログラミング
第2回 拡張性の高い設計 スーパークラスを使った設計と独立性の理解
第3回 クラス図 クラス図を書く
第4回 ツールを使ったクラス図作成 Eclipseを使ったクラス図の作成
第5回 単体テスト Eclipseを使ったJUnitの活用法の理解
第6回 オブジェクト指向設計の特徴 データ抽象,ポリモルフィズム,抽象クラスの理解,デザインパターンの基本的な考え方の理解
第7回 デザインパターン(1) 構造と振る舞いのデザインパターンを使いこなす
第8回 デザインパターン(2) 生成のデザインパターンを使いこなす
第9回 設計の改善:ソフトウェアメトリックス メトリックスの理解と実践
第10回 設計の改善:リファクタリング リファクタリングの理解と実践
第11回 要求分析序論とユースケース法 要求分析の重要性の理解,ユースケース図,ユースケース記述を書ける
第12回 要求仕様からのクラス図導出 ユースケース法とCRC法を理解する
第13回 CRC法によるクラス図の導出 CRC法を使いこなせる
第14回 UML序論 UMLの理解とシーケンス図が書ける

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし。講義のホームページを通して講義用スライドを提供する

参考書、講義資料等

なし

成績評価の方法及び基準

小レポート(50-60%),最終レポート(40-50%)により評価する .
各々50%以上とること

関連する科目

  • CSC.T273 : オブジェクト指向プログラミング

履修の条件・注意事項

Javaでプログラミングできること。Eclipseの初歩的な使い方ができること。