2021年度 学院等開講科目 工学院 経営工学系 経営工学コース
応用統計解析
- 開講元
- 経営工学コース
- 担当教員
- 宮川 雅巳
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火5-6 / 金5-6
- クラス
- -
- 科目コード
- IEE.C431
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
統計的方法の実践的な使い方を講義する。
到達目標
自身の研究遂行に有用な統計解析手法「科学の文法」を習得すること。
キーワード
分散分析、回帰分析、交互作用解析、MDS, パラメータ設計、グラフィカルモデリング
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回、授業中に演習を行い、課題をその日のうちに提出する。電卓あるいはパソコンを持参すること
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | オリエンテーション、Buffonの針 | 距離の推定 |
第2回 | 一元配置データ;分散分析と直交多項式 | 一元配置データへの直交多項式のあてはめ |
第3回 | 三元分割表の解析 | マンテル・ヘンツエル検定の適用 |
第4回 | 単相関,重相間,そして偏相関 | 偏相関分析 |
第5回 | パス解析 | パス解析の応用 |
第6回 | 二元配置データでの交互作用解析(その1)直交多項式の当てはめ | 繰り返しのない二元配置データへの直交多項式のあてはめ |
第7回 | 二元配置データでの交互作用解析(その2)FANOVAモデルの適用 | FANOVAモデルの適用 |
第8回 | 主成分分析 | Principal component |
第9回 | 対応分析 | 対応分析の適用 |
第10回 | 多重対応分析 | 多重対応分析の適用 |
第11回 | 共分散分析と中間特性分析 | 共分散分析の適用 |
第12回 | 計量多次元尺度構成 | 多次元尺度構成の適用 |
第13回 | 判別分析 | 動特性へのパラメータ設計 |
第14回 | グラフィカルモデリング:共分散選択 | 共分散b選択の適用 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
圓川隆夫,宮川雅巳著『SQC 理論と実際』朝倉書店
宮川雅巳著『統計技法』共立出版
宮川雅巳著『グラフィカルモデリング』朝倉書店
宮川雅巳著『品質を獲得する技術』日科技連
宮川雅巳著『実験計画法特論』日科技連
成績評価の方法及び基準
レポートにより評価する.
関連する科目
- IEE.A204 : 経営・経済のための確率
- IEE.A205 : 経営・経済のための統計
履修の条件・注意事項
統計的方法の基礎