2021年度 学院等開講科目 工学院 機械系 機械コース
先進生産工学A
- 開講元
- 機械コース
- 担当教員
- 鈴木 定省 / 吉野 雅彦 / 髙橋 邦夫
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 未定
- クラス
- -
- 科目コード
- MEC.U433
- 単位数
- 300
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 3~4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
【概要】本講義では、生産工学の基本として、"Fundamentals of Production Technology、Quality and Operations Management、さらにWelding and Joiningについて教授する。
Fundamentals of Production Technologyでは機械加工の原理について理論解析に基づき解説します。
Quality and Operations Managementではオペレーションズマネジメントの基礎について解説します。
Welding and Joiningでは接合加工の原理について解説します。
【ねらい】生産工学について、加工の原理から生産管理まで総合的な理解を促すことを目指しています。
到達目標
本講義を履修することにより、生産現場で必要な、加工に関する知識、生産管理手法を習得することが出来る。
キーワード
切削、研削、接合、溶接、オペレーションズマネジメント
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
タイから配信される講義をTV回線を通じて受講する。講義を中心に行い、演習やレポートなどの課題をこなす。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | Fundamentals of Production Technologyの緒言 | 機械産業における製造技術の役割と本講義の目的を理解する |
第2回 | 塑性力学と切削の力学の基礎 | 塑性力学と切削加工の基礎を理解する |
第3回 | 切削加工の理論解析 | 切削加工の数学的モデルと理論解析を理解する |
第4回 | 研削加工の理論解析 | 切削加工の数学的モデルと理論解析を理解する |
第5回 | 先端的加工技術 | 近年の切削加工技術と研削加工技術の発展を理解する. |
第6回 | オペレーションズマネジメントの歴史的変遷 | テイラーイズム,フォードイズム,トヨタ生産システムとリーン生産方式,サプライチェーンマネジメントの概要理解 |
第7回 | 在庫管理 | 一段階およびた段階在庫理論の理解 |
第8回 | プロジェクトスケジューリング(PERT・CPM) | プロジェクト管理におけるPERT手法の理解 |
第9回 | 生産スケジューリング | フローショップ,ジョブショップ問題に対するスケジュール解の作成と評価 |
第10回 | 制約理論(TOC; Theory of Constraints) | 全体最適化に基づくTOCにおける経営哲学の理解 |
第11回 | 溶接と接合技術の全体像 | 溶接や接合技術の背景を理解する.科学技術の観点からプロセスを分類し,継ぎ手設計において必要となる知識を理解する. |
第12回 | 固相接合とろう付けに対する支配機構とその物理 | 固相接合とろう付けに対する支配機構とその物理を理解する |
第13回 | 溶融溶接に対する支配機構とその物理 | 溶融溶接に対する支配機構とその物理を理解する |
第14回 | 熱および物質の輸送プロセス | 熱および物質の輸送プロセスを理解する |
第15回 | 溶接・接合プロセスにおける冶金現象 | 溶接・接合プロセスにおける冶金現象 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ本学の学修規程で定められた時間を目安に行う。
教科書
担当教員が指定するもの
参考書、講義資料等
担当教員が指定するもの
成績評価の方法及び基準
演習課題および期末試験で評価
関連する科目
- ZSK.T512 : Advanced Production Engineering B
履修の条件・注意事項
なし