2021年度 H27年度以前入学者向け 理学部 数学科
幾何学特別講義B
- 開講元
- 数学科
- 担当教員
- 五味 清紀
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金5-6 (H117)
- クラス
- -
- 科目コード
- ZUA.B332
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
位相的K理論は一般コホモロジー理論のひとつであり, 位相空間上のベクトル束をおおまかに分類する. この講義では, Bott周期性やThom同型定理を含む, 位相的K理論の基本性質について解説する. 応用については講義の最後に与える.
到達目標
・位相的K理論の基本性質を理解する.
・位相的K理論の応用を理解する.
キーワード
ベクトル束, K理論, Bott周期性, Thom同型
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
通常の講義形式で行う
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ホモトピー公理と切除公理 | 講義中に指示する |
第2回 | 完全性公理 | 講義中に指示する |
第3回 | Bott周期性, I | 講義中に指示する |
第4回 | Bott周期性, II | 講義中に指示する |
第5回 | Thom同型定理, I | 講義中に指示する |
第6回 | Thom同型定理, II | 講義中に指示する |
第7回 | 応用 | 講義中に指示する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特に指定しない
参考書、講義資料等
M. F. Atiyah, K-theory. Lecture notes by D. W. Anderson W. A. Benjamin, Inc., New York-Amsterdam 1967
成績評価の方法及び基準
レポート課題(100%)による.
関連する科目
- MTH.B203 : 位相空間論第三
- MTH.B204 : 位相空間論第四
- MTH.B341 : 位相幾何学
- LAS.M106 : 線形代数学第二
- MTH.A201 : 代数学概論第一
- MTH.A202 : 代数学概論第二
- MTH.A203 : 代数学概論第三
- MTH.A204 : 代数学概論第四
履修の条件・注意事項
基本的なトポロジー(MTH.B203, MTH.B204, MTH.B341)と代数(LAS.M106, MTH.A201, MTH.A202, MTH.A203, MTH.A204)に習熟していること.