トップページへ

2021年度 H27年度以前入学者向け 理学部 数学科

代数学特別講義B

開講元
数学科
担当教員
内藤 聡
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
木5-6 (H137)
クラス
-
科目コード
ZUA.A332
単位数
100
開講時期
2021年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

この講義は、代数学特別講義 A の続きである。
群のベクトル空間上の表現とは、与えられた群からベクトル空間上の可逆線形変換全体のなす群への群準同型写像の事である。
この講義の目的は、有限群の表現論の基礎的諸事項を説明する事である。
特に、有限群の表現のテンソル積、有限群の表現の制限と誘導、そしてそれらの間の関係を説明する事である。

到達目標

この講義の目標は、有限群の群環上の正則表現の既約分解の様子を理解する事である。

キーワード

テンソル積表現、正則表現、誘導表現、フロベニウスの相互律

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

通常の講義形式による

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 群の正則表現 講義中に指示する
第2回 有限群の正則表現の既約分解 講義中に指示する
第3回 群の表現のテンソル積 講義中に指示する
第4回 群の表現のテンソル積の行列表示 講義中に指示する
第5回 群の誘導表現 講義中に指示する
第6回 群の誘導表現の行列表示 講義中に指示する
第7回 群の表現の制限と誘導の関係 講義中に指示する

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

使用しない

参考書、講義資料等

Bruce E. Sagan, The Symmetric Group, GTM, No. 203, Springer.

成績評価の方法及び基準

上記レポートの解答状況による。詳細は講義中に指示する。

関連する科目

  • MTH.A201 : 代数学概論第一
  • MTH.A202 : 代数学概論第二
  • MTH.A203 : 代数学概論第三
  • MTH.A204 : 代数学概論第四
  • MTH.A301 : 代数学第一
  • MTH.A302 : 代数学第二

履修の条件・注意事項

線形代数、学部程度の代数

その他

2016年度に大学院に入学した学生は、この科目を教職科目として使うことはできません。
本年度の履修登録に当たっては十分に注意をして下さい。