2021年度 学院等開講科目 理学院 化学系
有機化学第二
- 開講元
- 化学系
- 担当教員
- 江口 正
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火3-4 (H104) / 金3-4 (H104)
- クラス
- -
- 科目コード
- CHM.D202
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2021年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
I 有機化学第一に引き続き有機化学の基礎的知識の修得を目的とする。
II 有機化合物の構造と反応性について概説する。
到達目標
有機化学第一に引き続き、有機化学の基礎知識の習得を目的とする。芳香族化合物からカルボニル化合物、含窒素化合物まで有機化学において重要な官能基の構造、電子的な性質およびそれらの反応を理解できる。
キーワード
有機化学、構造、反応、反応機構
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義形式
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 分子軌道的理解の基礎 | 分子軌道的理解の基礎を理解する。 |
第2回 | 共役とその分子軌道的理解 | 共役とその分子軌道的理解を理解する。 |
第3回 | 共役とその分子軌道的理解 | 共役とその分子軌道的理解を理解する。 |
第4回 | ベンゼンおよび芳香族化合物の構造およびその性質 | ベンゼンおよび芳香族化合物の構造およびその性質を理解する。 |
第5回 | ベンゼンおよび芳香族化合物の反応性(ベンジル位の反応性など)-1 | ベンゼンおよび芳香族化合物の反応性(ベンジル位の反応性など)を理解する。 |
第6回 | ベンゼンおよび芳香族化合物の反応性(求電子置換反応)-2 | ベンゼンおよび芳香族化合物の反応性(求電子置換反応)を理解する。 |
第7回 | ベンゼンおよび芳香族化合物の反応性(求電子置換反応)-3 | ベンゼンおよび芳香族化合物の反応性(求電子置換反応)を理解する。 |
第8回 | アルデヒドとケトンの構造と性質 | アルデヒドとケトンの構造と性質を理解する。 |
第9回 | アルデヒドとケトンおよびそれらの反応-1(求核付加反応) | アルデヒドとケトンおよびそれらの反応-1(求核付加反応)を理解する。 |
第10回 | アルデヒドとケトンおよびそれらの反応-2(エノラートの反応) | アルデヒドとケトンおよびそれらの反応-2(エノラートの反応)を理解する。 |
第11回 | カルボン酸とその誘導体-1(誘起効果と共鳴効果) | カルボン酸とその誘導体-1(誘起効果と共鳴効果)を理解する。 |
第12回 | カルボン酸とその誘導体-2(合成法と反応性) | カルボン酸とその誘導体-2(合成法と反応性)を理解する。 |
第13回 | アミンおよびその反応-1 | アミンおよびその反応を理解する。 |
第14回 | アミンおよびその反応-2および他の窒素官能基 | アミンおよびその反応を理解する。また、他の窒素官能基の性質反応性を理解する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
ボルハルト・ショアー「現代有機化学」(化学同人)
参考書、講義資料等
特になし
成績評価の方法及び基準
対面による期末試験を実施する予定。新型コロナウイルス感染拡大状況等により,期末試験の実施方法は変更の可能性がある。
関連する科目
- CHM.D201 : 有機化学第一
- CHM.D203 : 有機化学演習第一
- CHM.D204 : 有機化学演習第二
履修の条件・注意事項
有機化学第一の履修が必要である。