2020年度 学院等開講科目 教養科目群 キャリア科目
日本人も気づいていない日本の文化とビジネス A
- 開講元
- キャリア科目
- 担当教員
- 秋山 智紀 / 秋葉 重幸
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (W521)
- クラス
- A
- 科目コード
- LAC.M405
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この講義は日本語が母国語ではないあるいは文化的背景が日本とは異なる学生に焦点を当てたものである。将来日本で就職活動をするあるいは就業する際、馴染みのないさまざまな場面に遭遇する可能性がある。本講義は日本における経済や実際のビジネスの特徴について説明するとともに、日本文化の特徴や伝統を概観しビジネスシーンにおけるユニークなマナーや議論・意思決定方法について紹介する。また経済活動やビジネスにおける倫理についても振れ、学生のキャリア開発に資することを意図している。
到達目標
日本の経済やビジネスの特徴を理解するとともに、日本の文化・伝統、企業活動の考え方、価値観、行動様式などが理解できるようになり、日本での就業・キャリア開発について考えることができるようになる。
キーワード
日本の文化と伝統、日本式ビジネス、日本経済
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
毎回の講義においてパワーポイントスライドを利用し、実例などを示す図表を多用して理解しやすい講義を展開する。
・毎回の講義において簡単な課題やクイズを課しその場でfeedback card への記載を求め、講義のポイントの理解を深め、それに対して各自が自分の考えをまとめることを刺激する。
・毎回の講義でfeedback cardに課題への回答とその日の講義内容に対するコメントを求め、評価に反映させる。
・講義のスライドの配布およびOCWiへのアップロードは行わないので、講義に集中すること。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ビジネスはますますグローバル化が進んでいます。一方、各国のビジネス慣習はその国々の文化や歴史から多大な影響を受けています。実社会に出た時に、必要とされる人材になるために、基本から、日本人でもあまり知られていない事例まで含めて解説・議論します。 Day1: 伝統的な日本の文化・ビジネス慣習はPOST/WITH Corona 時代にどう変わっていくか? 「沈黙は金也り」、「アイコンタクト」など。 | 講義の内容に関連した課題を提示する。 |
第2回 | 日本の歴史的背景からビジネスマナーの基本。陥りやすい諸外国とのビジネスマナーの具体的な差異について。タブーも含めて。 | 講義の内容に関連した課題を提示する。 |
第3回 | 接待におけるビジネス慣習や礼儀 ~数多くの外国人や新入社員は地雷を踏んで組織から、また顧客からの評価を落としてきた。。。~ | 講義の内容に関連した課題を提示する。 |
第4回 | その他、ビジネスエチケットに昇華した、日本文化の具体例。背景や歴史も知って、応用できるように。 | 講義の内容に関連した課題を提示する。 |
第5回 | 最低限のビジネスマナーの習得はスタートラインに立っただけ。 その上の知識と知見を持って、より評価される人材に。 | 講義の内容に関連した課題を提示する。 |
第6回 | 実際に日本の会社に入社した時に発生する、マニュアルや教科書に書かれていない重要なこと。 | 講義の内容に関連した課題を提示する。 |
第7回 | 会社の立場として公式行事、冠婚葬祭に参加する時に抑えておくべきこと。教養のレベルも、さりげなく評価されています。和製英語、Japanglishについて。コース総括。 | 講義の内容に関連した課題を提示する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
教科書
無し
参考書、講義資料等
資料はOCWiに掲載する。
成績評価の方法及び基準
・毎回のFeedback cardに記載した課題への回答(課題に対して十分な考察がなされているか、その結果が十分記載されているか)、および講義内容に対するコメント・感想の内容
関連する科目
- LAC.M401 : 修士キャリアデザイン
履修の条件・注意事項
日常会話レベルの英語理解力