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2020年度 学院等開講科目 教養科目群 英語科目

言語文化演習第十四

開講元
英語科目
担当教員
山根 亮一
授業形態
演習 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月5-6 (W3-412 , (W3bldg., 4th floor, room412))
クラス
-
科目コード
LAE.E482
単位数
010
開講時期
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

この授業の受講生は、アメリカ文化冷戦のために出版された雑誌、『エンカウンター』を精読し、時代背景を知り、そしてそれら文学テクストが持ちうる意義について議論する。
そのねらいは、アメリカ文化についての知識を得ることだけではなく、それらの文学テクストが何についてのものであるかを説明する能力を涵養することでもある。

到達目標

この授業科目は、次のような知識や能力を身につけることを目指す。
・アメリカ文学を分析する能力を獲得できる。
・その文学テクストの歴史的背景を知ることができる。
・それが書かれたことの意義を自分の言葉で説明できる。

キーワード

アメリカ文学・文化、精読、討論

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

この授業は、受講者に(1) 物語やエッセイの精読 (2) それらの歴史的背景についての簡単な調査 (3) それら文学テクストに関わる社会的問題についての議論 (4) 紙面か口頭での自己主張、を要求します。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 オリエンテーション:アメリカ文化冷戦と日本 アメリカ文化冷戦と日本について説明できるようにする
第2回 Melvin J. Lasky "A Sentimental Traveller in Japan (I)" テクスト精読、要約、批評
第3回 Arthur Koestler "A Guide to Political Neuroses" テクスト精読、要約、批評
第4回 W. B. Yeats "Fourteen Letters" テクスト精読、要約、批評
第5回 Bertrand Russell "Technics and Totalitarianism" テクスト精読、要約、批評
第6回 Arthur M. Schlesinger Jr. "Many Things v. One Big Thing" テクスト精読、要約、批評
第7回 Review and final presentation アメリカ文化冷戦とそのイデオロギーについて批評できるようになる

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

プリント教材を配布

参考書、講義資料等

必要に応じて授業内で告知

成績評価の方法及び基準

授業での参加度20% 提出課題30% 期末試験50%

関連する科目

  • LAE.E481 : 言語文化演習第十三

履修の条件・注意事項

特になし

その他

本科目は「言語文化演習第十三」と共に履修することが望ましい。
この授業の履修を計画している学生は必ず初回の授業に出席すること。