2020年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
教養特論:スポーツ科学
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 林 直亨 / 丸山 剛生
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火7-8 (W933) / 金7-8 (W933)
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T312
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
スポーツの競技力向上には,様々な科学が貢献している.ここでは,運動生理学と,バイオメカニクスとの基礎的な概念を扱う.すなわち,身体が出力するエネルギー量を抑制するために,効率よく運動する手法を発見するバイオメカニクスと,身体が出力できるエネルギー量を増加させるために,発揮できる力・持久力を向上させる運動生理学である.
到達目標
スポーツ科学に直接関連する運動生理学とバイオメカニクスとの基礎的な概念を説明できる.
簡単な運動中の計測を行うことができる.
スポーツを科学的な側面から考えることができるようになる.
どのようにしたら科学をスポーツに応用できるかを想像ことができる.
キーワード
スポーツ,運動生理学,バイオメカニクス,計測
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
火曜の授業を林が,金曜の授業を丸山が担当する.
主にZoomや動画,ネットで配信した資料を用いて講義を進める.
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | イントロダクション,スポーツと形態 | 形態計測法とそれらの意義を理解する |
第2回 | スポーツ用具の科学 | スポーツ用具の技術開発について理解する |
第3回 | 筋肉の科学 | 筋肉の構造と機能を理解する |
第4回 | 水泳の科学とテクノロジー | 水泳競技における科学的知見とテクノロジーを理解する |
第5回 | 競技スポーツにおけるエネルギー | スポーツにおけるエネルギー消費を理解する |
第6回 | ランニング用義足のバイオメカニクス | ランニング用義足のバイオメカニクスを理解する |
第7回 | 持久力と酸素摂取量 | 酸素摂取の仕組みと,その計測方法について理解する |
第8回 | スポーツ科学におけるセンサ計測技術 | スポーツ科学のためのセンサ計測技術を理解する |
第9回 | 運動を継続するための循環系の仕組み | 運動中の循環系の調節について理解する. |
第10回 | スポーツ動作の解析法 | スポーツ動作の解析方法を理解する |
第11回 | 短距離と長距離の科学 | 短時間の運動と長時間運動との生体応答の違いを理解する |
第12回 | スポーツ用車いすの科学とテクノロジー | スポーツ用車いすの科学とテクノロジーを理解する |
第13回 | 循環系の計測法 | 循環系の非侵襲的計測方法を理解する. |
第14回 | 競技力向上の科学 | スポーツ競技力を向上させるための科学の重要性を理解する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定なし
参考書、講義資料等
担当教員が指定する.
成績評価の方法及び基準
それぞれの担当者のレポート課題の合計とする.
関連する科目
- LAH.T211 : 教養特論:身体教養科学
- LAW.W101 : 健康科学概論
- LAW.W111 : 健康科学演習
- SHS.D441 : 教育・福祉・健康分野特論S1
- LAW.W221 : 生涯スポーツ実習
履修の条件・注意事項
設けない
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
naohayashi[at]ila.titech.ac.jp, maruyama[at]ila.titech.ac.jp