2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 技術経営専門職学位課程
知的財産マネジメント I
- 開講元
- 技術経営専門職学位課程
- 担当教員
- 橋本 正洋 / 渡部 俊也 / 鮫島 正洋 / 平野 哲行 / 長澤 健一 / 小林 徹 / 上野 剛史 / 久保 雅一 / 江藤 学 / 武重 竜男 / 戸田 裕二 / 小林 誠
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 土7-8 (Zoom)
- クラス
- -
- 科目コード
- TIM.B517
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
企業の新規事業の成功・競争力強化につながる研究開発・事業化における知的財産のマネジメントのあり方について講義する。
研究開発を含め企業の戦略・実行において、また新規事業の開発・事業化において、知的財産戦略をいかに組み込みマネジメントすべきか、事例に基づき解説し、討議する。
到達目標
企業のイノベーション・競争力強化につながるR&D及び事業化における知的財産のマネジメントの重要性を理解する。
特に、R&D戦略・事業戦略の策定・実行において知的財産・標準化組込型マネジメントを戦略的に実施することの重要性を習得する。
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
担当教員は、特許庁等での勤務を通じ、知的財産戦略に精通する。非常勤講師はすべて知的財産の専門家である。
キーワード
知的財産権、特許、事業戦略、データ知財
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
- 知的財産戦略を理解せずに事業戦略を語ることは難しい。
授業の進め方
担当教員のほか、知的財産・標準化戦略の現場経験の豊富な非常勤講師を用意している。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス | グループ分けを行う |
第2回 | オープンイノベーションと知的財産戦略 | オープンイノベーション戦略における知財の意味と位置づけを理解する |
第3回 | 技術のコモディティ化環境における知財戦略と事業戦略 | 技術のコモディティ化の意味、その対策としての知財戦略とその限界を理解する |
第4回 | デザインストラテジーによるイノベーション創成 | デザイン戦略のもたらすイノベーション創成を理解する |
第5回 | 企業のグローバル知的財産戦略 | グローバル企業における知財戦略を理解する |
第6回 | 医薬産業の知的財産戦略 | 医薬品産業における知財戦略を理解する |
第7回 | 独占禁止法と知的財産戦略 | 独占と知財の関係について理解する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし
参考書、講義資料等
講義の際に関係資料を配布または映写する
成績評価の方法及び基準
グループ討議及び授業への貢献(約50%)
最終課題(約50%)
関連する科目
- TIM.B518 : 知的財産マネジメント II
履修の条件・注意事項
知財に関する基礎的な知識があることが望ましいが、なくても受講可能。