2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 技術経営専門職学位課程
R&D戦略 II
- 開講元
- 技術経営専門職学位課程
- 担当教員
- 藤村 修三
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 木11-12 (Zoom)
- クラス
- -
- 科目コード
- TIM.B413
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
R&D戦略Ⅱでは科学、技術と市場との関係について学ぶ。
R&D戦略Ⅰで学んだ「科学」「技術」という概念を踏まえて、技術の構造を講義する。また、「ケース:燃料電池」「ローバー火星を駆ける」「原理が製品アーキテクチャに与える影響」を参考資料として、技術を社会に提供する際の課題をグループワークを通じて議論する。
到達目標
技術には原理的な限界「物理限界」、設計能力による限界「装置限界」、運用技能の限界「実行限界」の三階層があることを理解する。
技術を社会に反映させる際の課題を理解する。
キーワード
技術の構造、 研究開発、
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
講義で得た知識に基づいてグループワークを行い課題に答える。
グループワーク発表後全員で課題について議論する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス、グループ分け 講義:日本企業は技術の研究開発をどのように考えていたのか | とくになし |
第2回 | 講義:技術の構造Ⅰ | グループワーク:ケース「燃料電池」の課題提示 |
第3回 | ケース「燃料電池」のビデオ視聴 講義:技術の構造Ⅱ | グループワーク:「技術の創造と設計」の課題提示 |
第4回 | グループワーク:ケース「燃料電池」 技術の市場化について議論する | グループワーク:ローバー火星を駆けるの課題提示 |
第5回 | グループワーク「技術の創造と設計」 | レポート課題提示 |
第6回 | グループワーク:ローバー火星を駆ける | とくになし |
第7回 | 講義:技術者倫理と企業倫理 | とくになし |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
とくになし
参考書、講義資料等
「ローバー、火星を駆ける」 スティーブ・スクワイヤーズ著
「技術の創造と設計」 畑村洋太郎著
他の資料は適宜配布する
成績評価の方法及び基準
レポート80% 講義貢献20%
関連する科目
- TIM.B412 : R&D戦略 I
- ESD.C402 : イノベーション論ⅠⅡ
- TIM.B515 : プロダクト・サービスデザイン I
履修の条件・注意事項
この科目は「履修前提条件付き授業科目」で,「履修前提科目」は「R&D戦略 I」である。「R&D戦略 I」の単位を修得しなければ,この科目の単位は修了に必要な単位として取り扱わない。