2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 社会・人間科学系 社会・人間科学コース
科学技術社会分野方法論S1
- 開講元
- 社会・人間科学コース
- 担当教員
- 調 麻佐志 / 中島 秀人 / BEKTAS YAKUP / 多久和 理実 / 綾部 広則 / 後藤 真 / 小長谷 大介
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 火3-4 (W9-407)
- クラス
- -
- 科目コード
- SHS.S461
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
この授業は、科学史、技術史、科学哲学、科学技術社会論の専門的知識を習得することを目標とする
到達目標
本科目を通して、受講者は、科学史、技術史、科学哲学、科学技術社会論、科学技術倫理を研究する上での基本的な方法論を修得し, それを他者に説明できる。また、これらの分野のうちで一つあるいは複数の分野を選び、オリジナルな小論文を作成できる。
キーワード
科学史、技術史、科学哲学、科学技術社会論、科学技術倫理、研究方法論
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
具体的な講義内容は、受講生の関心、人数、既習科目等を考慮して、受講生と相談の上決定する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 科目ガイダンス 序論 | ・各自の関心領域・既習科目等について整理し、報告す る。 |
第2回 | 科学史研究方法論1 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第3回 | 科学史研究方法論 2 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第4回 | 技術史研究方法論 1 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第5回 | 古代のシステム技術 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第6回 | ヘレニズム期の技術 | ・オリジナル論文のテーマと方法論を決め、報告する準 備をする。 |
第7回 | 新プラトン主義 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第8回 | 中世技術史研究の発展 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第9回 | 12世紀ルネッサンス | ・論文の進捗状況について報告する |
第10回 | 大学の成立 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第11回 | 科学革命という学説 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第12回 | 科学技術倫理研究方法論 1 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第13回 | 科学技術倫理研究方法論 2 | ・指定された論文あるいは著作を精読し、書評を書く。 ・書評を基に報告する。 |
第14回 | オリジナル論文の最終報告 | ・オリジナル論文の最終稿の提出 ・オリジナル論文の内容に関するプレゼンテーション |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
中島秀人『社会の中の科学』、日本放送出版協会
参考書、講義資料等
参考文献については、教科書の参考文献を見ること。
成績評価の方法及び基準
期末レポート60%、授業の終わりに作成するコメントシート40%
関連する科目
- LAH.T202 : 科学史B
- LAH.T302 : 科学史C
- LAH.T203 : 技術史B
- LAH.T303 : 技術史C
履修の条件・注意事項
学部レベルの科学史、技術史、科学哲学の知識