2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系 地球環境共創コース
社会経済および環境データの分析手法
- 開講元
- 地球環境共創コース
- 担当教員
- 阿部 直也
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金5-6
- クラス
- -
- 科目コード
- GEG.S412
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本科目は、社会経済および環境データを用いた分析を行うために有効な定量的分析手法について、解説と課題への取り組みを通じて理解を深め、もって所定の能力を身につけることを目的とする。本科目で無償のデータ分析ソフトであるRを主に利用する。
到達目標
本科目の履修を通じて学生は以下の能力を修得する。
1)基礎的社会経済および環境データの意味、意義、構造に対する基礎的知識
2)上記のデータを用いた基礎的な定量的分析手法を実施する能力
3)これらの結果を提示する能力
キーワード
社会経済データ、環境データ、定量的分析、多変量解析、R
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本科目は、講義と演習を組み合わせて行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | 社会経済・環境データの意味、意義および基本的構造について | 小テスト |
第2回 | 社会経済・環境データを用いた国際比較と結果の可視化 | 小テスト |
第3回 | 社会経済データと環境データの関係性(相関分析と回帰分析) | 小テスト |
第4回 | 社会経済および環境に関する意思決定の離散的特性(離散選択分析) | 小テスト |
第5回 | 一対比較を通じて最適な意思決定を行う:包絡分析法の基礎 | 小テスト |
第6回 | 複数の特性を持つ主体の特徴抽出:主成分分析とクラスター分析 | 小テスト |
第7回 | 複数基準と選択肢下における意思決定:階層分析法 | 小テスト |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし(必要に応じて資料を配布します)
参考書、講義資料等
特になし(必要に応じて資料を配布します)
成績評価の方法及び基準
最終レポート:60%
各回の小レポート:40%(すべての回の合計割合)
関連する科目
- GEG.E413 : 環境研究のための地理情報解析
- GEG.E501 : 環境アセスメント
履修の条件・注意事項
マイクロソフトエクセルを使用する基礎的知識と経験を有していること。
その他
受講学生は、各自ノートPCを用意し、マイクロソフト・エクセルおよび無償の統計ソフトRを使用する環境を整えること。準備が難しい場合には、担当教員に事前に相談すること。