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2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 都市・環境学コース

都市再開発論

開講元
都市・環境学コース
担当教員
中井 検裕
授業形態
講義 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
金3-4 (Zoom)
クラス
-
科目コード
UDE.D413
単位数
100
開講時期
2020年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

都市再開発がこれまで都市の再生に果たしてきた役割を述べるとともに、時代に応じたその進化とバリエーションを講述する。また、計画策定に最低限必要な知識を解説し、実際のプロジェクトから再開発事業への専門家の関わり方を説明する。
都市を再生させる重要な手法としての都市再開発について、主体、仕組み、手順、計画策定、資金計画などの基礎知識を習得させ、都市再開発を理論と実務の両面から理解させる。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を習得する。
1)法定都市再開発事業の仕組みを理解する
2)再開発の事業計画を理解する
3)再開発事業に必要な様々な計画の考え方を理解する

キーワード

都市再生、都市更新、市街地再開発、事業計画、権利変換計画

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

講義を主体とするが、学期中数回、講義中に演習問題を解答させる

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 都市再開発の歴史 都市再開発の歴史の確認
第2回 法定市街地再開発事業の種類と手順 法定市街地再開発事業の定義と種類、手順の確認
第3回 市街地再開発事業に係る都市計画技法 法定市街地再開発事業と都市計画の関係の理解と確認
第4回 事業収支計画 事業収支計画の理解と簡単な演習
第5回 権利変換計画 再開発事業の収支計画の作成権利変換計画の定義、内容の確認、簡単な権利変換計画の作成
第6回 再開発事業の管理運営 再開発事業の管理運営の役割の理解と確認
第7回 市街地再開発事業の実際:再開発の実例スタディ 再開発事業の実例の把握と理解

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

独自の資料をOCWにアップする

参考書、講義資料等

未定

成績評価の方法及び基準

小演習と期末レポート。計画立案に必要な知識の習得度によって評価する。

関連する科目

  • UDE.D447 : 都市開発事業の基礎

履修の条件・注意事項

都市開発事業の基礎との連続講義であり、都市開発事業の基礎を履修していることが強く推奨される

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

中井検裕 nakai.n.aa[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールで事前予約すること