2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 建築学系 都市・環境学コース
都市・まちづくり特別講義第一
- 開講元
- 都市・環境学コース
- 担当教員
- 真田 純子
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 金1-2 (Zoom)
- クラス
- -
- 科目コード
- UDE.D407
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は、一次産業を主体とする農村部や漁村部のまちづくりを扱う。ただし、講師による一方的な解説は行わない。農山漁村部のまちづくりは、過疎化が深刻化した現在、まさに始まったばかりで、確立された手法があるわけではない。また、産業や環境、観光など多角的な視点を持って取り組むべき課題である。したがって本講義は、知識や視点の提供に加え、グループワークを併用する。自分なりに考え、また他者の考えを知ることで、多角的にまちづくりをとらえられるようになるだろう。
本講義のねらいは、農山漁村部のまちづくりについて多様な視点を持つようになることである。
到達目標
本講義を履修することによって以下の能力を習得する。
農山漁村部のまちづくりについて多様な視点を持つ。
キーワード
まちづくり、過疎、農業、観光、環境
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
農山漁村の活性化に必要な視点について順に解説する。適宜、ディスカッションを行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス | 農村部の活性化に興味を持つ |
第2回 | 農村景観の持つ意味 | 複合的な視点を持つ意味を理解する |
第3回 | 事例発表とディスカッション | 農村部の活性化について現状を知る |
第4回 | 観光と地域の活性化 | 観光を多角的な視点で見る |
第5回 | 農村景観の保全 | 制度の限界を知る |
第6回 | 農村景観を担う人々 | 移住政策について理解する |
第7回 | 地域活性化と「仕事」 | お金の循環の重要性を理解する |
第8回 | 地域を支える新しい農業 | 環境と農業の関係を理解する |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特に指定しない
参考書、講義資料等
特に指定しない
成績評価の方法及び基準
課題提出70%、ディスカッションでの発言30%
関連する科目
- UDE.E405 : 持続可能な都市環境特論第一
履修の条件・注意事項
農山漁村部のまちづくりに関する興味
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
sanada.j.aa[at]m.titech.ac.jp