2020年度 学院等開講科目 環境・社会理工学院 融合理工学系
国際開発共創概論
- 開講元
- 融合理工学系
- 担当教員
- 阿部 直也 / 木内 真理子 / 坂井 正実 / 市口 知英 / 堀田 康彦 / 森尾 康治 / 齋藤 法雄
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月3-4 (石川台6号館404号室(共創コモンズ)) / 木3-4 (石川台6号館404号室(共創コモンズ))
- クラス
- -
- 科目コード
- TSE.C301
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 1Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
国際開発に関わる業務、プロジェクトに関する講義を通じて、国際開発や市民社会が直面する課題に対する理解を深め、さらに具体的な事例とグループ討論・発表を通じて理解し、課題発見能力やチークワーク力を実践できるようになることを目的とする。本講義は講述とグループ討論・発表を組み合わせて行う。講義への積極的な参加・発言を強く期待する。
到達目標
本講義を履修することによって以下の能力を修得する。
1)国際開発に関わる様々な組織の業務や役割を知り、途上国を含む国際社会における様々な現代的課題を具体的に考察できるようになる。
2)講義における設定課題を通じて、関連する課題の解決方策を検討する能力を実践できるようになる。
3)グループ討論および発表を通じて、チームワーク力を実践できるようになる。
実務経験のある教員等による授業科目等
実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)
本講義は、国際開発や市民社会のために具体的に活動している実務的専門家を外部より招聘し、その活動内容に関する講義を通じて、受講学生の理解を促すことも目的としている。本科目の履修が、受講学生自らの社会に対する多様な視座の獲得の一助となり、また、キャリアプランの構想の一助となることを期待するものである。
キーワード
国際開発、共創、市民社会
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
複数の講師による講義とグループ課題発表を組み合わせて行う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | 講義の概要説明 阿部(東工大) | 講義当日、本科目全体に対するレポート課題が示される |
第2回 | 国際開発における国際機関の役割(講師:齋藤法雄氏(アジア開発銀行, ADB) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第3回 | 国際開発における非政府組織(NGO/NPO)の役割(講師、木内 真理子氏、 ワールドビジョンジャパン) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第4回 | 国際開発における国際機関の役割(講師:齋藤法雄氏(アジア開発銀行, ADB)グループ発表 | なし |
第5回 | 国際開発における非政府組織(NGO/NPO)の役割(講師、木内 真理子氏、 ワールドビジョンジャパン)グループ発表 | なし |
第6回 | 貧困、開発、JICA(講義、講師:市口 知英氏 (国際協力機構、JICA) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第7回 | 開発コンサルタントの業務(講師:森尾 康治氏(オリエンタルコンサルタンツグローバル) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第8回 | 貧困、開発、JICA(講師:市口 知英氏 (国際協力機構、JICA)グループ発表 | なし |
第9回 | 開発コンサルタントの業務(講師:森尾 康治氏(オリエンタルコンサルタンツグローバル)グループ発表 | なし |
第10回 | 環境政策における国際化動向(持続的消費と生産、講義・課題提示、講師:堀田 康彦氏、地球環境戦略研究機関(IGES)) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第11回 | 国際開発における民間企業の役割(講師:坂井正実氏、オリックス株式会社) | 講義当日、講師よりグループ課題が示される |
第12回 | 環境政策における国際化動向(グループ発表、持続的消費と生産、講義・課題提示、講師:堀田 康彦氏、地球環境戦略研究機関(IGES)) | なし |
第13回 | 国際開発における民間企業の役割(グループ発表、講師:坂井正実氏、オリックス株式会社) | なし |
第14回 | 本講義のまとめと討論 阿部(東工大) | 本科目全体に対するレポート課題を再確認する。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特になし。必要な資料は適宜配布する。
参考書、講義資料等
World Development Report (for multiple years), the World Bank
成績評価の方法及び基準
グループ発表(約50%)
個別レポート(約50%)
関連する科目
- TSE.C302 : 開発経済学入門
- TSE.C303 : グローバル開発入門
履修の条件・注意事項
特になし
その他
2020年度は、遠隔講義形式により開講する。
受講人数に応じて、グループ発表の形式を変更する可能性がある。
過去に国際開発工学科により開講された「国際開発論」を受講した学生は、履修登録を認めません(再度、聴講することは問題ありません)。仮に履修登録をしても単位は取得できませんので、ご注意ください。