2020年度 学院等開講科目 物質理工学院 材料系 材料コース
ソフトマテリアル
- 開講元
- 材料コース
- 担当教員
- 森川 淳子 / 佐藤 浩太郎
- 授業形態
- 講義 (ZOOM)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 清華大 (Zoom)
- クラス
- -
- 科目コード
- MAT.P483
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2020年度
- 開講クォーター
- 3~4Q
- シラバス更新日
- 2025年7月10日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は東工大-清華大学修士共同プログラムのための授業で、講義は北京の清華大学(今年度はZoom)において行われる。講義では、ソフトマテリアルに関連する基礎的な概念を扱う。年度により担当教員と扱う題材が変更されることにより、シラバスの内容も毎年改訂される。今年度は前半はソフトマテリアルの熱物性(物理・計測法・マテリアルズインフォマティクス)に関する講義、後半は身の回りの高分子と環境問題の関わりについて講義を行う。
到達目標
この講義により、学生は次に述べる能力を得ることが期待される。
1)ソフトマテリアルの熱物性(物理・計測法・マテリアルズインフォマティクス)について説明できること。
2)高分子材料の製造方法や使用用途などを理解するとともに、環境問題について理解すること。
キーワード
熱伝導、熱拡散率、熱測定、マテリアルズインフォマティクス、高分子合成、プラスチック、環境問題
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
授業は、熱物性(物理・計測法・マテリアルズインフォマティクス)に関する講義に引き続いて、身の回りの高分子と環境問題の関わりに関する講義に関する内容を扱う。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ソフトマテリアルの熱物性(1) | ソフトマテリアルの熱物性についてコンセプトが理解できる |
第2回 | ソフトマテリアルの熱物性(2) | ソフトマテリアルの熱物性についてコンセプトが理解できる |
第3回 | ソフトマテリアルの熱物性測定(1) | ソフトマテリアルの熱物性測定について概要が説明できる |
第4回 | ソフトマテリアルの熱物性測定(2) | ソフトマテリアルの熱物性測定について概要が説明できる |
第5回 | ソフトマテリアルの熱測定(1) | ソフトマテリアルの熱測定について概要が説明できる |
第6回 | ソフトマテリアルの熱測定(2) | ソフトマテリアルの熱測定について概要が説明できる |
第7回 | ソフトマテリアルの熱物性とマテリアルズインフォマティクス | ソフトマテリアルの熱物性とマテリアルズインフォマティクスについて概念を理解できる。 |
第8回 | 身の回りのプラスチック | 身の回りのプラスチックを説明できる |
第9回 | 高分子の合成と有機化学について | 高分子の合成と有機化学の関係について説明できる |
第10回 | 高分子材料の製造方法 | 高分子材料の製造方法を説明できる |
第11回 | 高分子と環境問題について | 高分子と環境問題について説明できる |
第12回 | 生分解性ポリマーについて | 生分解性ポリマーについて説明できる |
第13回 | バイオベースポリマーについて | バイオベースポリマーについて説明できる |
第14回 | 高分子のリサイクルについて | 高分子のリサイクルについて説明できる |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
特に指定しない
参考書、講義資料等
必要な資料はOCW-iにより配布する
成績評価の方法及び基準
理解度確認のための演習(90%)、授業参加度(10%)(授業参加度は授業での討論、小テストなどにより算出する)
関連する科目
- CAP.P421 : 高分子機能解析特論
- CAP.P422 : 高分子物性特論
- CAP.P432 : 高分子科学要論第二
- MAT.P426 : 材料熱物性特論
履修の条件・注意事項
特に指定はないが、関連する項目を受講していることがのぞましい