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2020年度 学院等開講科目 物質理工学院 材料系

有機材料合成化学A-2

開講元
材料系
担当教員
早川 晃鏡
授業形態
講義 (ZOOM)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
木5-6 (S8-102)
クラス
-
科目コード
MAT.P314
単位数
100
開講時期
2020年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2025年7月10日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

有機高分子材料の合成化学、合成法の考え方に関する基礎知識の習得を目的とする。

到達目標

有機高分子材料の開発は、有機合成化学の基礎的概念に基づいた分子構造設計が重要である。安価な出発原料から高性能・高機能な材料を創製するためには、最適な原料および反応剤、反応経路の的確な探索が必要となる。本講義では有機合成法の考え方として、逆合成化学の基礎的概念を紹介し、多様な官能基変換反応および結合形成法について習得することを目的とする。

キーワード

逆合成、有機高分子材料、官能基変換、分子構造設計

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

配付資料の内容に沿って進める。資料は必要に応じて授業の冒頭に配布する。授業の冒頭で前回授業の内容を概説し復習する。授業中に練習問題を解きながら、丁寧な解説を加える。受講者は授業の前後に配付資料を基に予習復習を行うことが望ましい。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 有機合成の考え方−逆合成の基礎 逆合成の考え方が理解出来る。
第2回 逆合成−ハロゲン化アルキル ハロゲン化アルキルの合成を逆合成の概念から理解し、説明出来る。
第3回 逆合成−アルコール アルコール合成を逆合成の概念から理解し、説明出来る。
第4回 逆合成−エーテル、アミン エーテルおよびアミンの合成を逆合成の概念から理解し、説明出来る。
第5回 逆合成−カルボン酸誘導体 カルボン酸誘導体の合成を逆合成の概念から理解し、説明出来る。
第6回 逆合成−カルボニル化合物 カルボニル化合物の合成を逆合成の概念から理解し、説明出来る。
第7回 逆合成−芳香族化合物 芳香族化合物の合成を逆合成の概念から理解し、説明出来る。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

特になし

参考書、講義資料等

有機合成法の考え方 高橋浩著 三共出版

成績評価の方法及び基準

期末試験の成績を主に評価する

関連する科目

  • MAT.P313 : 有機材料合成化学A-1

履修の条件・注意事項

有機材料合成化学A-1を履修していることが望ましく、または同等の知識がある。

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

早川晃鏡 hayakawa.t.ac[at]m.titech.ac.jp

オフィスアワー

メールにて事前に予約をすること