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2026年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 アントレプレナーシップ科目

修士経営コンサルタントの課題解決術

開講元
アントレプレナーシップ科目
担当教員
和泉 章
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
ENT.C573
単位数
100
開講時期
2026年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2026年3月5日
使用言語
日本語

※ 科目コードに( ) がある科目は、学生の入学年度によって科目コードが異なります。

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

経営コンサルタントが日常的に業務で使っている思考法や課題解決術は、経営管理の分野だけでなく、課題を伴うあらゆる活動において有益なツールである。
 本科目の目的は、経営コンサルタントがその経験の中で身に着けているロジカルシンキング、モデル化、調査・分析手法、伝える技術、リスクマネジメントなどのスキルを学ぶことで、産業界はもとよりアカデミアにおいても必要となる課題の発見能力、データ分析能力、WinWin関係を築きつつ解決する能力の基礎を身に着けることである。これは、コンサルタントだけでなく、企業の製品・サービスの開発や企画部門、中央省庁の政策担当者など幅広くビジネス・公共政策で応用可能である。
 なお、日本語の講義なので、内容を理解できる日本語能力を持つことが必要。

到達目標

1.経営コンサルタントがその経験の中で身に着けているロジカルシンキング、モデル化、調査・分析手法、伝える技術、リスクマネジメントなどの課題解決力の基礎を理解できるようになる。
2.これらのスキルが、経営管理だけでなく、産業界やアカデミアなどにおいても活用可能であることを理解し、活用できるようになる。

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

本学修士課程を修了し、外資系コンサルティング会社で勤務したのち、スタートアップの設立メンバーとなった経験を持つ講師が講義を行う。

キーワード

経営コンサルタント、ロジカルシンキング、モデル化、調査・分析手法、伝える技術、リスクマネジメント、課題解決力

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

各回の講義では、基本的な知識の習得とともに、履修者数に応じてグループディスカッション又は個人演習を行う。講義中において各受講者の意見、考えについて発表を求める機会を設けることで、単なる座学ではなく根本的な考え方、思考法を身に着けてもらう。

講師(予定):新開 靖  元エイムネクスト(株)理事、元アクセンチュア

なお、講義内容や講義順は変更になる可能性あり。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

オリエンテーション
社会あるいはアカデミックな環境の中で道を切り開いていくとはどういうことか。
道を切り開いていく能力はどうやって身に着けるのか。

課題を見つけ、解決していくための道具を身に着ける必要性を理解する。

第2回

ロジカルシンキングの基礎、「MECE」(Mutually Exclusive=相互に排他的、ダブりがない、Collectively Exhaustive=全体として網羅的、漏れがない)な関係の見つけ方

「MECE」の概念を理解したうえで、基本的なツールとしてのロジックツリーの作り方を理解する。

第3回

課題、社会環境をモデルでとらえる
・モデル化の要素
プレイヤー、プロセス、コントロール、状態、能力(Capability)
・モデルを作るプロセス/考え方
・抽象化

課題および自らを取り巻く環境について、モデル化の手法を知る。
使いこなすレベルまでは至らなくとも、道具があることを知る。

第4回

調査、分析の手法、手順
・仮説の立て方
・調査分析の手法
・学術的な調査分析との違い

業務課題解決に向けた仮説の立て方、調査分析の手法について理解する。 簡単なデータ分析の道具を使えるようになる。

第5回

伝える技術、説得する技術
・伝えるために必要な要素
・説得できた状態とは相手がどういう状態になることか
・相手の心理を読む

事実が明らかでも、相手が同意して初めて価値があることを理解する。 説得できた状態の要件を知る。

第6回

リスクマネジメント、失敗の乗り越え方
・リスクとは何か
・失敗と成功の違い
・失敗で委縮しないために

新しい課題への取り組みはリスクを伴うことを理解する。 成功と失敗の違いを理解する。
失敗の影響を最小化する方法を知る。

第7回

学んだ技術がどう使われているか
・講師の実体験とつかった道具

学んだ様々な道具、思考法がどのように使われているかを知る。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし。講義資料は講義中に配布する。

参考書、講義資料等

必要に応じて講義において提示する。

成績評価の方法及び基準

・毎回の授業中に配布するフィードバックシート(30%):学んだこと/自らの経験(あるいは現在の課題)への適用など
・全7回を通してのレポート1本(40%):第2回~第6回までの講義で学んだことを使い、過去あるいは現在取り組んでいることの分析、あるいは自分への提言を行う。レポートの分量は問わない。
・授業での発言(30%)

関連する科目

  • ENT.C401(LAC.M401) : 修士キャリア構築基礎

履修の条件・注意事項

第4回講義ではデータ分析を行うので、この時までにエクセルのピボットテーブルを作って集計できるようになっていること。
※簡単な集計ができるレベルでよい。

その他

この科目に対応するGA(Graduate Attributes)は、GA1M である。

アントレプレナーシップ科目(2024年度及びそれ以降の入学生)、キャリア科目(2023年度及びそれ以前の入学生)に関する問い合わせ先:アントレプレナーシップ教育機構(e-mail:info@cee.isct.ac.jp)