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2026年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 アントレプレナーシップ科目

修士アントレプレナーシップ・グループワーク特論 B

開講元
アントレプレナーシップ科目
担当教員
山田 圭介 / 松崎 由理 / 渡邊 真由
授業形態
演習 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
集中講義等
クラス
-
科目コード
ENT.L502
単位数
010
開講時期
2026年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2026年9月3日
使用言語
英語

※ 科目コードに( ) がある科目は、学生の入学年度によって科目コードが異なります。

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本科目は、アントレプレナーシップ教育の3つの段階;「動機付け・意識醸成段階」「コンピテンシーの形成段階」「社会実装段階」のうち、「コンピテンシーの形成段階」に位置付けられる。

本学のアントレプレナーシップ教育は、単にスタートアップ企業設立を目指す起業家を育成することだけでなく、広く、新たな価値を社会にもたらす人材育成を目指している。大企業や研究組織を含め、社会の多くの組織でも、「アントレプレナーシップ」を持つ人材へのニーズが高くなっている背景もある。学生個々人が、自身の「アントレプレナーシップ」をトレーニングし、将来的に、新たな研究成果、あらたな事業(大企業でも起業でも)の創出の原動力の一つにしてほしい。

本科目履修者は、下記「授業の進め方」欄にリストしたワークショップから、自身が醸成・強化したいマインドセットや能力、自身の興味、スケジュール等と、下記「成績評価の方法・基準」を勘案した上で、選択して参加する。
アントレプレナーシップの多元的な基盤要素を、下記のように「INNOVATION」「INITIATIVE」「MOTIVATION」の3つのカテゴリーに分類し、提供するワークショップがフォーカスしている要素により、この3つのカテゴリーに分けて提示しているので、ワークショップ選択の際に参考にしてほしい。

INNOVATION: 課題設定、アイデア・発想、ビジョン設定、仮説検証、解決策の可視化
INITIATIVE: コミュニケーション(合意形成)、チームビルディング、プロジェクト管理、実践と省察
MOTIVATION: 自己認識、動機の源泉の認識、ゴール設定、知識の変容

本科目の特徴:
1. 履修内容を履修者自身で設計するポイント制:履修者が、対象となる下記表にあるワークショップ群から自身の志向・都合等を考慮して選択し、参加確認を得た上で出席する。各ワークショップに付与している出席ポイントを所定のポイント以上にすることで合格条件とす
2. 多様な参加学生:専攻・学年に関係なく多様な学生が参加できるようにしてあり、多様なバックグラウンド・学年の皆さんが会するように設計
3. ワークショップ形式:従来の単に「講義を聞く」形式ではなく、ワーク・インタラクティブを体感・実践するワークショップ形式
4. 学外の実務経験者・専門講師をファシリテーターとして起用:これらワークショップは、日々、各種のトレーニング内容、新たな方法論が提案されており、最新の内容・方法論を保つため、学外の実務経験者・専門講師を起用している。

到達目標

1. テーマや目的が異なるワークショップに複数参加することを通して、「アントレプレナーシップ」の要素となるマインドセット・スキルを体感・理解し、自身の「アントレプレナーシップ」に資する。
2. 専攻、学年、国籍等が異なるメンバーとグループワークを進め、成果を出すことを通し、多様な環境での、スムーズなコミュニケーションを図る
3. 「アントレプレナーシップ」を発揮し、「新たな価値を開拓し設定する」行動に繋げる

実務経験のある教員等による授業科目等

実務経験と講義内容との関連 (又は実践的教育内容)

アントレプレナーシップの各要素は、実務に直接関連する。企業育成の実務に精通している教員の知見は、本講座に不可欠である。

キーワード

アントレプレナーシップ、リーダーシップ・フォロワーシップ、主体性、動機、創造性

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

1. 選択対象のワークショップ:
今期提供するワークショップとその概要は、下記の通り。

各ワークショップの開催スケジュール・使用言語含め詳細は、期初の行う説明会、または、ToTALホームページ内の「アントレプレナーシップ育成ワークショップ」ページ(https://www.total.titech.ac.jp/lead_innov/)を参照のこと。尚、ワークショップは、予告なく変更、中止、追加、変更される場合があるので、ToTALホームページの最新情報を常にチェックすること。

・INNOVATION:
(1) Design Thinking For Your Creative Practice(全2回):米国Stanford大学/d.school出身の在米講師3名を招聘し、同講師のファシリテーションにより、「デザイン思考」の本質的な概念;Creative Confidence/User Centric、を身につける
(2) 未来洞察(全3回):バックキャスト、ホライゾンスキャニング、強制発想等の手法を駆使し、10-15年後の未来社会をデザインする
(3) EGAKU(1回):アート(抽象画)を創作、他者の作品鑑賞、を通し、創造的コミュケーション力、アンコンシャスバイアスの認識、自己認知を促進
(4) IdeaThon(全2回):「デザイン思考」の方法論を駆使し、新たなビジネスアイデア作成を実践する
(5) システミック・デザイン(1回):複雑なものや事をシステムとして捉え、多視点でアプローチし、根本的な課題解決を目指す
(6) Need-Knower との共創ワークショップ (全2回):共創デザインの基本的な理論を学び、Need-Knowerとともに共創デザインに取り組み、困りごとを価値へと変えるアイデア創出を行う
(7) 未来の仕事のためのAI リテラシー(全2回):小規模言語モデルをゼロから学習させるとともに、将来の業務シーンを想定したLLM(大規模言語モデル)ベースのエージェントのプロトタイプを設計する実習形式の AI リテラシーワークショップ
(8) ルワンダの「生のハテナ」を価値に変えるビジネス共創アイデアソン:学生が短期滞在で得た課題を題材として用いた、ビジネスアイデア創出ワークショップ

・INITIATIVE:
(1) Non-Violent Communication(全2回):相手のニーズを確認し、自身のリクエストを出して合意を得る、非暴力コミュニケーションを実践的に学ぶ
(2) つたえるラウンジ(全3回):学生主導のピア・ティーチング形式で、ゲームと講義を通じて論理的思考と説得力を鍛える
(3) Debate Club(全7回): 議論の組み立てを楽しみながら学べる学生主導ワークショップ
(4) AI 時代のプロジェクトチューニング(全2回):AI時代にも変わらないプロジェクトの難しさを、「対立」を手がかりに考える対話型ワークショップ
(5) リーダーシップ・コアプログラム(全4回):体験学習ゲーム、対話、発想ワークや合意形成ワークを通してリーダーシップの基本を学ぶ
(6) 合意形成とコンパッション(全2回):交渉とメディエーションのロールプレイでコミュニケーション力を磨く
(7) 対話とシミュレーションゲームで考える お金のこと(1回):日常におけるお金との関わりを起点にして、自分が何を大切にしているのか、そして自分の選択が他の人や社会にどうつながっているのかを考える。

・MOTIVATION:
(1) リーダーシップ探究ブックダイアローグ (日本語) (全2回):テーマとする本(日本語)を参加者で分担しサマリーを作成しシェアする
(2) リーダーシップ探究ブックダイアローグ (英語) (全2回):テーマとする本(英語)を参加者で分担しサマリーを作成しシェアする
(3) Peer Coaching(1回):人との対話を通して自分を知る
(4) 創作からはじまる自己表現ワークショップ(全2回):複数の身近なテーマに沿って作品を作り、他の参加者と対話する。作品制作を通じて、自己表現の自信をつけることを目的とする。
(5) キャリア選択のための価値観探究ワークショップ(全2回):自分のこれまでの経験や価値観を振り返り、他者との対話を通して、将来のキャリア選択の軸となる価値観を探究する。
(6) Empower You Program (全7回):

2. 各ワークショップは、その効果を最大限にするため定員制をとっており、定員に達する可能性が高い場合は、事前に選抜となる(選抜に漏れた場合は、他のワークショップを選択する)。参加予定のワークショップには、必ず参加するようにすること。どうしても参加できない場合は担当教員と事前に相談すること。

3. ワークショップは、基本的に、少人数のグループで、コミュニケーションを取りながらワークを行う。テーマ、ゴールは、各ワークショップで提示する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

1. 各ワークショップは、その内容、開催日程、回数、出席ポイント、使用言語、定員、ファシリテータ等が異なる。従い、選択の際には、選択前に、必ず、ToTALホームページに掲載の「アントレプレナーシップ育成ワークショップ」のページ(https://www.total.titech.ac.jp/lead_innov/)の「大学院生」ボタンから、本科目のワークショップガイドを参照の上、各ワークショップの概要を理解し、出席ポイントを確認した上で、選択する事。

2. また、選択の際には、後述の「成績評価の基準および方法」の項目を、十分考慮すること。

3. 本科目履修希望者は、通常の教務webでの履修申請に加えて、上記ページにある専用申し込みフォームから、参加を希望するワークショップを申し込むこと。尚、申し込みをしたワークショップが参加可能枠に達している等何らかの理由で申込者を参加不可(または保留)とする場合は、担当要員より連絡がいくので、その指示に従うこと。

随時授業内で示す。授業外でのグループワークを課す場合がある。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

教科書

随時授業内で示す。

参考書、講義資料等

随時授業内で示す。

成績評価の方法及び基準

1. 合格、不合格で判定する。
2. 合格要件は「2種類以上のワークショップに参加し、その出席ポイントが13ポイント以上」をクリアすること。但し、各ワークショップがカバーするアントレプレナーシップの各要素は、実践を重ねることで強化できるので、できるだけ多くのワークショップに参加することを推奨する。
3. 各ワークショップの出席ポイントは異なるため、前述の通り、ToTALホームページに掲載の「アントレプレナーシップ育成ワークショップ」のページ(https://www.total.titech.ac.jp/lead_innov/)の「大学院生」ボタンから、本科目のワークショップガイドを、必ず参照するように。
4. また、これら要素を総合的に活用し、「アントレプレナーシップ」を実際に発揮し、新たな価値を開拓し設定する「社会実装」を実践する機会として、別途、「修士アントレプレナーシップ・グループワーク実践 I/II (ENT.V505/ENT.V506)」の履修に繋げて欲しい。

関連する科目

  • ENT.V401 : 修士アントレプレナーシップ入門
  • ENT.L501 : 修士アントレプレナーシップ・グループワーク特論 A
  • ENT.L504 : 修士アントレプレナーシップ・グループワーク特論 D
  • ENT.L505 : 修士アントレプレナーシップ・グループワーク基礎
  • ENT.V505 : 修士アントレプレナーシップ・グループワーク実践 I
  • ENT.V506 : 修士アントレプレナーシップ・グループワーク実践 II
  • ENT.L503 : 修士アントレプレナーシップ・グループワーク特論 C

履修の条件・注意事項

特になし

連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。

山田特任教授、松崎特任准教授、渡邊特任准教授(total.tokunin[at]total.titech.ac.jp)

オフィスアワー

随時予約、または、予約なしの場合は祝日以外の毎週金曜日の13:00-14:00 (オンライン、アクセス方法については以下から問い合わせのこと。)
https://forms.gle/kCDtXz2NcwHy8kSC9

その他

Graduate Attribute(GA); GA1M所得可能