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2026年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

文系エッセンス7:経済学

開講元
文系教養科目
担当教員
小暮 憲吾
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
水7-8 (M-124)
クラス
-
科目コード
LAH.S407
単位数
100
開講時期
2026年度
開講クォーター
1Q
シラバス更新日
2026年3月5日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本講義では、資本主義経済の基本的な特徴を確認する。前半では、資本主義経済における成長、景気循環、市場を通じた分配のメカニズムについて、基礎的な経済理論を用いて解説する。後半では、これらの理論的枠組みを踏まえ、バブル形成と崩壊、長期不況、リーマンショック、アベノミクスなど、日本経済が経験してきた主要な局面を取り上げ、統計資料に基づいて分析する。理論的理解と実証的分析を結びつけることで、現代日本経済の動態を多角的に考察する。
本講義のねらいは、資本主義経済の基本的な特徴とその原理を体系的に学ぶことを通じて、不況、失業、格差、財政赤字、少子高齢化といった現代経済が直面する諸問題を理解・考察するための基礎的知識と学問的視座を身につけることにある。理論と現実の対応関係を意識しながら、経済現象を構造的に捉える力の養成を目指す。

到達目標

1) 基本的な経済学の概念や用語を用いて、経済現象を説明できる。
2) 資本主義経済社会の成長・分配・循環の仕組みを、理論的枠組みに基づいて説明できる。
3) 統計資料を用いて、近年の日本経済の動向や特徴を読み取り、要点を整理できる。
4) 現代日本経済が直面する課題を踏まえ、マクロ経済政策の在り方について自らの考えを論理的に述べることができる。

キーワード

資本主義経済、景気循環、経済成長、日本経済、経済政策

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

スライドおよび配布資料をもとに講義を行う。受講生には毎回コメントペーパーの記入を求め,講義冒頭に質問・コメントに返答する。一部映像資料を用い、受講数と受講生の理解度に応じてグループワークなどのアクティブ・ラーニングを実施する可能性がある。また、小課題を数回課すが、詳細は講義初回でアナウンスする。
教科書は主にレポート課題に用いる。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

イントロダクション(講義概要・進め方、評価方法など)、「経済学」について

講義のチュートリアルを理解し、「経済学」についての全体像を概観する。

第2回

資本制の運動1:基礎

資本制の長期平均的な運動と成長の限界について説明できる。

第3回

資本制の運動2:発展

短期の循環運動(好況と不況)と投資の独立性について説明できる。

第4回

市場メカニズムと景気変動

価格機構と景気のコントロールについて説明できる。

第5回

日本経済1:1984-1993年と1994-2001年

1984-1993年(円高不況、バブル形成と崩壊)と1994-2001年(長期不況、橋本改革、財政赤字)の日本経済を説明できる。

第6回

日本経済2:2002-2011年と2012-現在

2002-2011年(実感なき景気回復、小泉改革、リーマンショック)と2012-現在(アベノミクス、コロナショック)に至る日本経済を説明できる。

第7回

理解度確認テストと総括(「経済学」の学び)

理解度確認テストに臨み、講義で得た新たな視座から現在の社会経済を再評価できる。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため、教科書や配布資料等の該当箇所を参照し、「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

江原慶『資本主義はなぜ限界なのか——脱成長の経済学』筑摩書房、2025年、ISBN 9784480077141
※教科書は主にレポート課題に用いる。

参考書、講義資料等

授業中に指示します。

成績評価の方法及び基準

コメントペーパー:10%、レポート(小課題):20%、理解度確認テスト(期末試験):70%

関連する科目

  • LAH.S109 : 経済学A
  • LAH.S209 : 経済学B
  • LAH.S310 : 経済学C

履修の条件・注意事項

高い日本語の読み書き能力

その他

4/8(水)は、授業は実施しません。
この授業の実施日は、4/15(水),22(水)、5/13(水),20(水),27(水) 、6/3(水),5(金)※の全7回です。
※最終回は金曜日なので留意すること。