2026年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
世界を知る:南・東南アジア
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 宮川 慎司
- 授業形態
- 講義
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - クラス
- -
- 科目コード
- LAH.A505
- 単位数
- 100
- 開講時期
- 2026年度
- 開講クォーター
- 3Q
- シラバス更新日
- 2026年3月5日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
東南アジアは、地理環境・文化・政治や経済制度の多様性に富み、各国が独自の魅力を有する反面、統一的に理解することは難しい地域だと考えられます。また、比較的新興の地域であることから、各国が特有の問題に面している地域でもあります。他方で、今後仕事や旅行で東南アジアを訪れることになる人は多く、日本の中でも東南アジア出身の人に接したり、東南アジアに関する報道に触れたりする機会はますます増えていくと思われます。本講義では、そのような場面で複雑な情勢・状況を的確に把握し、他者とより深いコミュニケーションをとるための助けになる知識や視点を提示します。
本講義は、受講生が東南アジア地域および各国の地理、文化、歴史、社会、経済、政治などに関する基礎的な知識を修得し、またそれらのトピックに関連した問題についての理解の手がかりを得ることをねらいとします。前半では概論を説明し、後半では教員の専門分野であるマニラの都市統治やスラムにおける最新状況について紹介します。理系分野にもまたがる話題についても積極的に紹介する予定です。
到達目標
(1) 東南アジア地域および各国の文化、政治、経済、歴史、地理などに関する基礎的な知識を修得すること。
(2) 東南アジア地域および各国が直面している問題について理解すること。
(3) 受講者が関心を有するトピックについて東南アジアとの関連を理解すること。
キーワード
東南アジア、文化、政治、経済、歴史、地理、開発
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
教員が用意するスライド資料に沿って授業を進めます。適宜、写真や映像資料等を用います。参加人数によってはグループワークも取り入れます。
授業計画・課題
| 授業計画 | 課題 | |
|---|---|---|
| 第1回 | イントロダクション:東南アジアを「知る」 |
東南アジア地域の概要を把握し、この地域について知ることの意義を考えます。 |
| 第2回 | 東南アジアの発展過程 |
戦後から現代までに東南アジア諸国がどのように発展してきたかを学びます。 |
| 第3回 | 東南アジアの各国を深掘りする |
各国の社会、経済、政治、歴史について詳しく学びます。 |
| 第4回 | 貧困と格差を理解する |
貧困や格差を測る指標を学び、近年の格差拡大の原因を考えます。 |
| 第5回 | フィリピンの事例から:(1)専門家による都市統治 |
マニラの都市統治において、様々な専門家が果たす役割の増大を学びます。 |
| 第6回 | フィリピンの事例から:(2)技術による都市統治 |
マニラの都市統治に様々な技術が導入されている様子を学びます。 |
| 第7回 | フィリピンの事例から:(3)スラム住民の生存戦略 |
スラム住民の仕事、住宅、インフラ利用における生存戦略を学びます。 |
| 第8回 | 学習内容のまとめ、期末試験 |
本科目で学習した内容を振り返り、期末試験で知識修得および理解の確認を行います。 |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定しません。授業資料を配布します。
参考書、講義資料等
特になし
成績評価の方法及び基準
毎回のリアクションペーパー35%、期末試験65%。
リアクションペーパー中に、本科目の到達目標(2)「東南アジア地域および各国が直面している問題について理解する手がかりを得ている」の到達度を評価するための項目を設ける。
関連する科目
- LAH.A501 : 世界を知る:ヨーロッパ
- LAH.A502 : 世界を知る:東アジア
- LAH.A503 : 世界を知る:中南米
- LAH.A504 : 世界を知る:中東・アフリカ
- LAH.A506 : 世界を知る:北米・オセアニア
履修の条件・注意事項
特にありません。
その他
この科目は、修士課程500番台の文系教養科目です。
東京科学大学理工学系では、学士から博士後期課程まで継続的に教養科目を履修する「くさび型教育」を実践しています。番台順に履修することが推奨されており、修士課程入学直後の学期(春入学者であれば1・2Q、秋入学者であれば3・4Q)に履修申告できる文系教養科目は400番台のみです。500番台文系教養科目は、入学半年してから(春入学者であれば入学した年の3・4Qから、秋入学者であれば入学した翌年の1・2Qから)履修可能となります。