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2026年度 (最新) 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

文化人類学B

開講元
文系教養科目
担当教員
磯野 真穂
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
月1-2 / 木1-2
クラス
-
科目コード
LAH.H203
単位数
200
開講時期
2026年度
開講クォーター
2Q
シラバス更新日
2026年3月5日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

現代日本に住む若者なら、「自分らしさとは何か」とか、「自分は何者か」とか、「自分のやりたいことは何か」という問いを立てたことはあるのではないだろうか。あるいは逆に、あなたらしさを見つけなさいとか、あなたのやりたいことは何かと、「あなた」を中心にしたアドバイスをもらったこともあるのではないだろうか。

とはいえ、自分とは何だろう。どうやったら自分らしくあれるのだろう。「自分のやりたいこと」を探す際の「自分」はどこにいるのだろう。

人の多様性から人の普遍性を探究してきた文化人類学には、自己に関する多くの議論と資料の蓄積がある。それら蓄積から明らかになるのは、「自分らしさ」をここまで問うてくる社会は、人類史においてで極めて稀であるということだ。

本講義では、これら文化人類学の知見と現在進行形で起こっている事象を結びつけつつ、自己というあまりにも身近で、しかし考え出すと沼にハマるような謎に迫る。「かけがえのない自分」は存在するのだろうか。あるとしたらどうやってそれを見つけることができるのだろう。

到達目標

「自分」について考えを深めるための複数の切り口を持つことができる。

「自分」についての文化人類学の知見を自分の日常に応用することができる。

キーワード

自分らしさ、人格論、文化、社会

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

「自分」についての思考を深めるきっかけとなる素材と、それについてのリーディング資料を配布する。それらをもとに、他の学生とディスカッションをしながら授業を進める。レクチャーもあるが、それ以上に学生同士、および教員との対話を通じた学びを重視する。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

「自分らしさ」とは何か

なし

第2回

「かけがえのない自分」はどこにあるのか?

リーディング課題 and/orレビューシート

第3回

「自分」とは何か:文化人類学の人格論(1) 

リーディング課題and/orレビューシート

第4回

「自分」とは何か:文化人類学の人格論(2)

リーディング課題and/orレビューシート

第5回

社会構造から考える自分(1)

リーディング課題and/orレビューシート

第6回

社会構造から考える自分(2)

リーディング課題and/orレビューシート

第7回

名前から考える自分

リーディング課題and/orレビューシート

第8回

家族から考える自分

リーディング課題and/orレビューシート

第9回

病気から考える自分

リーディング課題and/orレビューシート

第10回

道具・テクノロジーから考える自分

リーディング課題and/orレビューシート

第11回

神秘的存在から考える自分

リーディング課題and/orレビューシート

第12回

これまでのまとめ

リーディング課題and/orレビューシート

第13回

出会いから考える自分

リーディング課題and/orレビューシート

第14回

かけがえのない自分があるとしたら

リーディング課題and/orレビューシート

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

授業内で配布する

参考書、講義資料等

授業内で配布する

成績評価の方法及び基準

リーディング課題(40%)と授業後のレビューシート提出(60%)。

遅刻は減点対象とする(他の学生の学びと授業進行に悪影響を与えるため)。

関連する科目

  • LAH.H103 : 文化人類学A
  • LAH.H303 : 文化人類学C
  • LAH.S446 : 文系エッセンス55:文化人類学

履修の条件・注意事項

特になし

その他

講義の進捗と学生の理解度に応じてシラバスに変更を加える。自己を扱うというテーマ自体は変わらないが、サブトピックが変わる可能性は大いにあるので予め知っておくこと。