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2026年度 (最新) 学院等開講科目 物質理工学院 応用化学系 応用化学コース

応用化学最前線第五

開講元
応用化学コース
担当教員
阿部 裕 / 松田 孝司
授業形態
講義 (ハイフレックス型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
集中講義等
クラス
-
科目コード
CAP.T427
単位数
100
開講時期
2026年度
開講クォーター
3~4Q
シラバス更新日
2026年9月29日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

【概要】本講義では、応用化学に関わるものの大学の研究教育とは異なる、例えば、実用化、知財、官庁業務などをご専門とされる方々にそれらの内容をご紹介いただく。
【ねらい】大学の研究教育だけでなく、実用化や知的財産、官庁業務など実社会で応用化学が果たす役割を理解する機会を提供する。これにより、学生が幅広い視野を持ち、将来のキャリア選択において多様な可能性を考慮できるよう支援します。また、社会と学問のつながりを具体的に学ぶことを目的とする。

到達目標

応用化学の実社会における役割や多様なキャリアの可能性を理解し、学問と社会のつながりを具体的に認識できるようになる。

キーワード

応用化学、知的財産権、キャリア、実用化

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

ハイフレックスによる講義形式で2名の講師がそれぞれ集中講義を行う。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

「日本における食品用器具・器具容器包装等の規制について」
食事の時に使う箸、皿、調理器具など、さらには普段購入する食品が包まれている容器やパッケージなど、これらの安全性について考えたことはありますか?本講義では食品用器具・容器包装等の日本の法律や規格基準、そして、それらに関わるレギュラトリーサイエンス研究を紹介します。講義2,講義3と合わせて、普段から身の回りにあるものを振り返る機会になるのではないでしょうか?

食品用器具・容器包装等の日本の法律や規格基準、そして、それらに関わるレギュラトリーサイエンス研究を理解する。

第2回

「日本における食品添加物の規制について」
皆さんはコンビニやスーパーなどで売られている加工食品をどれくらい食べていますか?加工食品には多くの食品添加物が使用されています。普段口にしている食品添加物の安全性について考えたことはありますか?本講義では日本における食品添加物の法律や規格基準について、その歴史から現状について解説します。また、食品添加物の規格基準に関わるレギュラトリーサイエンス研究について、主に分析化学に関する研究を紹介します。

食品添加物の規格基準に関わるレギュラトリーサイエンス研究について、主に分析化学に関する研究を理解する。

第3回

同上

同上

第4回

講義1「原子燃料サイクルとは何か」
ウラン資源の採鉱、精錬からU-235の濃縮、燃料加工、原子力発電、使用済燃料再処理、MOX燃料製造、プルサーマル発電、放射性廃棄物の処理・処分に至る各サイクル事業の概要と、日本原燃の六ケ所村での事業現況、加えて、日本の原子力エネルギー利用において使用済燃料再処理を行う意義を、歴史的経緯も含めて解説します。

原子燃料サイクルの意義と内容を理解する。

第5回

講義2「六ケ所原子燃料サイクル施設の技術」
青森県六ケ所村にある日本原燃㈱の施設は国内外の最適と考えられる技術を導入しています。特に再処理の工程は、ウラン、プルトニウムの硝酸への溶解、溶媒抽出、蒸発・精留などの化学工学の技術が多く利用されています。これらのプロセスの採用技術と設備、加えて福島事故を反映した安全対策、原子燃料取扱いに特有な核物質に関する国際約束などを説明します。

実際の六ケ所原子燃料サイクル施設で採用されている原子燃料リサイクル技術の化学的基礎を理解する。

第6回

講義3「原子力利用における国内外の動向」
原子燃料サイクル施設の先進国である仏国の状況、米国のAIデータセンターの電力供給のための原子力開発、欧州各国の原子力回帰の現状を概説します。また、日本は2025年2月の第7次エネルギー基本計画において、再生可能エネルギーと原子力を最大限利用すること、核燃料サイクル推進の基本方針を確認しています。今後、これらを具体的にどう進めることにしているのかを解説します。

国内外における原子燃料サイクルに関連した原子力利用の動向を理解する。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

教科書

指定なし

参考書、講義資料等

指定なし

成績評価の方法及び基準

全授業出席を原則とし、毎回の授業で出席確認をする。成績評価はレポートにより行う。

関連する科目

  • CAP.T423 : 応用化学最前線第一
  • CAP.T424 : 応用化学最前線第二
  • CAP.T425 : 応用化学最前線第三

履修の条件・注意事項

履修の条件は設けない。

その他

第一回: 2026/10/7(水):10:45-12:25, 13:30-17:05
国立医薬品食品衛生研究所 阿部 裕先生
ハイフレックス講義 横浜 対面講義, 大岡山 オンライン (場所:未定)
教室については、確定し次第、LMSに公開します。

第二回: 2026/12/2(水):8:50-12:25, 13:30-15:10
日本原燃株式会社 松田孝司 先生
ハイフレックス講義 大岡山 対面講義, 横浜 オンライン (場所:未定)
教室については、確定し次第、LMSに公開します。