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2026年度 (最新) 学院等開講科目 工学院 機械系

トライボロジーの基礎

開講元
機械系
担当教員
田中 真二 / 桃園 聡
授業形態
講義
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
クラス
-
科目コード
MEC.J333
単位数
100
開講時期
2026年度
開講クォーター
3Q
シラバス更新日
2026年3月5日
使用言語
日本語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

本コースでは、トライボロジーの基礎的概念について学ぶ。
トライボロジーとは、「相対運動する固体表面間の相互作用およびそれに関連する科学技術」と定義され(OECD, 1969)、摩擦・摩耗・潤滑を中心とする学問領域である。
講義および演習を通して、トライボロジーの基本原理を体系的に理解し、機械工学における実際の応用に必要な基礎知識と考え方を身につけることを目指す。特に、機械要素や装置の性能・信頼性に大きな影響を与えるトライボロジーの諸現象について重点的に扱う。

到達目標

本講義を履修することによって次の能力を修得する。
1)摩擦の基礎を理解する。
2)表面粗さ、接触理論の基礎を理解する。
3)境界潤滑の基礎を理解する。
4)摩耗と表面改質の基礎を理解する。
5)流体潤滑理論の基礎を理解する。
この科目は、学習目標の
6. 機械工学の発展的専門学力
7. 専門知識を活用して新たな課題解決と創造的提案を行う能力
の習得に対応する。

キーワード

トライボロジー,摩擦,摩耗,流体潤滑,境界潤滑

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

授業は講義形式で行われ、演習課題が課されます。各回の課題を予習・復習して下さい。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回

トライボロジーと摩擦力学

トライボロジーの基本と摩擦力学について理解できるようになる

第2回

表面と接触

表面粗さ,接触,ヘルツ変形,真実接触面積とアモントンの法則の関係について説明できるようになる

第3回

境界潤滑と固体潤滑

境界潤滑と固体潤滑について説明できるようになる

第4回

摩耗と表面改質

摩耗と表面改質について説明できるようになる

第5回

潤滑油と流体潤滑

潤滑剤の粘度と滑り軸受の流体潤滑理論について説明できるようになる

第6回

弾性流体潤滑

弾性流体潤滑理論について説明できるようになる

第7回

混合潤滑

混合潤滑理論について説明できるようになる

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

「よくわかるトライボロジー」村木(東京電機大学出版局)

参考書、講義資料等

「トライボロジー」山本,兼田(理工学社)
「基礎から学ぶトライボロジー」橋本(森北出版)
「初めてのトライボロジー」佐々木他(講談社)
「トライボロジーハンドブック」日本トライボロジー学会編(養賢堂)
「機械工学便覧B1機械要素設計・トライボロジー」(日本機械学会)

成績評価の方法及び基準

トライボロジーにおける基礎項目の理解度と、基本的な問題に対する応用能力を評価する。
評価は以下のいずれかで行う.
(1) 講義中の課題・宿題(20%)学期末の試験(80%)による.
(2) 授業中および期末の課題の結果による.

関連する科目

  • MEC.F211 : 実在流体力学
  • MEC.C201 : 材料力学
  • MEC.H201 : 機械要素及び機械製図
  • MEC.J311 : 精密機械基礎学
  • MEC.J432 : 超精密機構とその制御
  • MEC.J331 : マイクロ・ナノ加工基礎
  • MEC.J531 : マイクロ・ナノシステム

履修の条件・注意事項

なし