2026年度 (最新) 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 学位プログラムとして特別に設けた教育課程 リーダーシップ教育課程
社会課題の認知ワークショップ C
- 開講元
- リーダーシップ教育課程
- 担当教員
- 山田 圭介 / 松崎 由理 / 渡邊 真由
- 授業形態
- 演習 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 集中講義等
- クラス
- -
- 科目コード
- TAL.S509
- 単位数
- 010
- 開講時期
- 2026年度
- 開講クォーター
- 1~2Q
- シラバス更新日
- 2026年3月9日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本科目は、TAL.S505「社会課題の認知ワークショップ A」を受講した学生が、同様の能力をさらに磨きたい場合に受講できるよう、設定されている。本科目は、上記科目を履修済みの学生のみ履修可能とする。
到達目標
社会課題を,歴史,社会情勢,技術トレンド等の流れの中で捉え,多様な社会の中での合意形成方法論のうち,立場の違いによるコミュニケーション力、交渉力を身につけ、問題解決への引き出しの拡充を狙うとともに, 専門の異なる多様な学生との交流を通し,ネットーワーク形成も図る。
キーワード
課題設定、俯瞰力
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
アントレプレナーシップ教育は、単にスタートアップ企業設立を目指す起業家を育成することだけでなく、広く、新たな価値を社会にもたらす人材育成を目指している。大企業や研究組織を含め、社会の多くの組織でも、「アントレプレナーシップ」を持つ人材へのニーズが高くなっている背景もある。
本学でも、学生個々人が、自身の「アントレプレナーシップ」をトレーニングし、将来的に、新たな研究成果、新たな事業(大企業でも起業でも)の創出の原動力の一つにしてほしいと考えている。
アントレプレナーシップの多元的な基盤要素を、下記のように「INNOVATION」「INITIATIVE」「MOTIVATION」の3つのカテゴリーに分類し、各カテゴリーに該当する基盤要素をトレーニングするワークショップを、毎期多種類準備する(下記「対象となるワークショップ群」参照)。
・ INNOVATION: 課題設定、アイデア・発想、ビジョン設定、仮説検証、解決策の可視化
・ INITIATIVE: コミュニケーション(合意形成)、チームビルディング、プロジェクト管理、実践と省察
・ MOTIVATION: 自己認識、動機の発見、ゴール設定、知識の変容
本科目履修生は、全ワークショップから合計2種類以上、かつ、出席ポイントが13ポイント以上」を考慮して選択・出席することで、アントレプレナーシップの多元的な要素を体感・実践することで理解を深めることができる。
なお、これらの要素は、実践を重ねることで強化できるので、できるだけ多くのワークショップに参加することを推奨する。また、これら要素を総合的に活用し、「アントレプレナーシップ」を実際に発揮し、新たな価値を開拓し設定する「社会実装」を実践する機会として、別途、「修士アントレプレナーシップ・グループワーク実践 (ENT.V505)」への履修に繋げてほしい。
特徴:
(1) 履修内容を履修者自身で設計する:
履修者が、対象となる下記表にあるワークショップ群から自身の志向・都合等を考慮して選択し、参加確認を得た上で出席する。各ワークショップに付与している出席ポイントを所定のポイント以上にすることで合格条件とする(ポイント制)
(2) 多様な参加学生:
専攻・学年に関係なく多様な学生が参加できるようにしてあり、多様なバックグラウンド・学年の皆さんが会するように設計
(3) ワークショップ形式:
単に「講義を聞く」形式ではなく、インタラクティブなワークを体感・実践するワークショップ形式
(4) 学外の実務経験者・専門講師をファシリテーターとして起用:
これらワークショップは、日々、各種のトレーニング内容、新たな方法論が提案されており、最新の内容・方法論を保つため、学外の実務経験者・専門講師を起用している。
対象となるワークショップ群:
「INNOVATION」「INITIATIVE」「MOTIVATION」の各カテゴリーのワークショップは下記の通り。なお、ワークショップは、予告なく変更、中止、追加、変更される場合があるので、科目紹介ページの最新情報を常にチェックすること。
https://www.total.titech.ac.jp/lead_innov/course_registration/
カテゴリー別対象ワークショップリスト(予定):
・INNOVATION:
1 デザイン思考入門(全3回)
「共感」「定義」「概念化」「試作」「テスト」のプロセスを実践し、イノベーションをおこす方法論として活用されている「デザイン思考」に触れる第1歩とする
2 UXデザインを体験して身につけよう!(1回)
「ユーザー中心設計」の方法論
3 Needknower との共創ワークショップ(全2回)
実際に困りごとを抱える「Need-Knower」の声を出発点に、課題設定、アイデア創出からプロトタイプ制作までを体験する
4 シナリオプランニング(全2回)
目指したい将来像から、逆算・対話を通し、未来像の幅を広げる手法を学ぶ
5 Effectuation (1回)
過去の経験、人脈等を棚卸しし、内在的な可能性を再発見する
・INITIATIVE:
1 リーダーシップ・コアプログラム(全5回)
対話・自己認識・アイディア発想・合意形成・発信を通じて、リーダーシップの基本を学ぶ
2 研究者のためのストーリーテリング講座(1回)
参加者自身の研究やプロジェクトの価値を、一般の人にも伝わる形で再構成し、ストーリーとして表現する
3 国際協力シミュレーションゲーム(1回)
「貿易ゲーム」を通し、戦略策定能⼒、交渉⼒、コミュニケーション⼒、チームワーク⼒を学ぶ
4 Debate Club (English)(全6回)
ディベート(英語)を実践し、主張の構築や説得のスキルを身に着ける。「ディベート」初心者も歓迎
5 つたえるラウンジ(大岡山、すずかけ台 各3回)
学生主導のピア・ティーチング形式で、論理的思考と説得力を鍛え、研究者として必須の『つたえる力』を育む
6 合意形成のためのネゴシエーションプロセス(全2回)
ロールプレイの実践で交渉スキルを磨く
7 研究が育つ場を自らつくるリーダーシップ(全5回)
参加者自身のプロジェクトを題材に、チームによる研究活動を促進する方法を探る
8 対立や葛藤を見立てるプロセスワーク(全3回)
グループでおきる葛藤を避けずよりよいチームをつくるプロセスと捉える見方を学ぶ
・MOTIVATION:
1 アートによる創造的思考開発講座(全4回):
テーマに沿ってアート(抽象画)を作成し、参加者間での鑑賞を通し、創造性をトレーニングすると同時に、自己の動機やバイアスを、体感を持って理解する
2 Empower You Program(全7回)
リフレクションを習慣化して自己発見と成長を促す
3 Enneagram (1回)
診断テストの結果から知る自分の特性
4 キャリア選択のための価値観探究ワークショップ(全2回)
対話を通して自己認識を深め、将来像を描く
5 創作からはじまる自己表現ワークショップ(全2回)
自分自身の意見や意志を表現する第一歩を踏み出す
授業計画・課題
| 授業計画 | 課題 | |
|---|---|---|
| 第1回 | オリエンテーションで説明・提示するワークショップの中から、興味のあるものを選択して受講する。 ワークショップの選択は、授業履修とは別途、登録フォームを用いて行うこと。手続きの詳細は以下を参照。 https://www.total.titech.ac.jp/lead_innov/course_registration/ |
自身の課題を明確にして、ワークショップに積極的に参加すること |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
なし
参考書、講義資料等
なし
成績評価の方法及び基準
1. 各ワークショップは、その効果を最大限にするため定員制をとっており、定員に達する可能性が高い場合は、事前に選抜となる(選抜に漏れた場合は、他のワークショップを選択する)。参加予定のワークショップには、必ず参加するようにすること。どうしても参加できない場合は担当教員と事前に相談すること。
2. ワークショップは、基本的に、少人数のグループで、コミュニケーションを取りながらワークを行う。テーマ、ゴールは、各ワークショップで提示する。
関連する科目
- TAL.S505: 社会課題の認知ワークショップA
履修の条件・注意事項
TAL.S505 社会課題の認知ワークショップAを履修完了していること。
その他
この科目の GA は GA1M です。