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2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目

文系エッセンス29:音楽と異文化

開講元
文系教養科目
担当教員
DE FERRANTI HUGH BARRY ZIANI
授業形態
講義 (対面型)
メディア利用科目
-
曜日・時限
(講義室)
水5-6 (W2-402(W242))
クラス
-
科目コード
LAH.S429
単位数
100
開講時期
2024年度
開講クォーター
4Q
シラバス更新日
2025年3月14日
使用言語
英語

シラバス

授業の目的(ねらい)、概要

この授業では、21世紀の日本社会おいて、「他者」というマイノリティーとしての立場を維持するために音楽を利用している、民族的・文化的な集団について、いくつかのケース・スタディで学びます。現在においても、そして過去や未来においても、音楽・歌・踊りは、日本のマイノリティーにとって、自分たちのあり方や個人のアイデンティティを形づくったり、彼らを社会の主流・多数派を結びつけるのに役立ってきました。この授業の中心的なねらいは、この役割を理解することにあります。

到達目標

* 日本社会の民族的・文化的なマイノリティーについての、主要ないくつかの定義や観点
* 個人ないしグループのアイデンティティが、いかに音楽によって「作り出される」か
* 音楽がいかにマイノリティの「コミュニティ」というまとまりや内部の結びつきを形作るか、それを考えるための用語や分析の概念

キーワード

民族的なマイノリティー、文化的なマイノリティー、アイデンティティ、排除されること、社会主流・多数派

学生が身につける力

  • 専門力
  • 教養力
  • コミュニケーション力
  • 展開力 (探究力又は設定力)
  • 展開力 (実践力又は解決力)

授業の進め方

1. 授業の前に指定された文章を読み、音楽教材の抜粋を聞く。
2. ペーパー/ 小論文を提出することとなります。

授業計画・課題

授業計画 課題
第1回 授業 の概要、21世紀の日本社会における民族的・文化的なマイノリティーについて 授業の諸目的を把握すること。 履修者が経験した「マイノリティー団体」やその音楽活動を考慮して話し合うこと。
第2回 ケース・スタディ:在日フィリピン人の音楽活動 クラスのすべてのメンバーがassigned readingの内容について用意してきた質問を元に議論すること。
第3回 ケース・スタディ:沖縄県民と奄美群島の人の音楽活動 メンバーがassigned readingの内容について用意してきた質問やコメントを元に議論すること。
第4回 レポート(英文ペーパー)の第1下書き 20% 締め切り ケース・スタディ:在日中国人・華僑・中国系ジャパニーズの音楽活動 レポート(英文ペーパー)の第1下書き。主な参考文献を示す。
第5回 英文ペパーの第1下書きを提出すること。 ケース・スタディ:在日韓国、朝鮮人・コリアン系ジャパニーズの音楽活動 メンバーがassigned readingの内容について用意してきた質問やコメントを元に議論すること。
第6回 ケース・スタディ:アイヌの音楽活動。 メンバーがassigned readingの内容について用意してきた質問を元に議論すること。
第7回 レビューそして学生がプロジェクト調査で分かったことについての短いプレゼンテーション。ペパーの最終版を提出すること。 調べてきたトピックについて話し合うこと。勉強してきた読書・readingsによる概念や方法についての理解を示す小論文を提出することとなります。

準備学修(事前学修・復習)等についての指示

学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。

教科書

なし

参考書、講義資料等

教員は読書・readingsのコピーを授業で配っておきます。

成績評価の方法及び基準

レポート(英文ペーパー)の第1下書き 20%
最終レポート (最短1200 words):80%

関連する科目

  • LAH.S428 : 文系エッセンス28:音楽と社会
  • TAL.L403 : 文系エッセンス28:音楽と社会(リーダーシップ教育院)

履修の条件・注意事項

音楽学や音楽理論に関する高いレベルの知識や経験は必要ありません(このことについて質問があれば授業開始より前にe-mailにてお知らせください)。必須事項は、音楽をじっくり聞き、音楽を深く理解したいという願望を持ち、なぜ人間が音楽無しでは生きられないのか知りたいと希望すること、また、音楽について理論的に考察し、話し、描くことができるようになることが目的です。また、英語で読み書きできることも必須です。