2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
考古学・自然人類学B
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- LOFTUS JAMES FRANCES
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月1-2 (M-B43(H106)) / 木1-2 (M-B43(H106))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.T215
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月17日
- 使用言語
- 英語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
本講義は、ホモ・サピエンスの起源から初期国家の形成に至るまでの人類のダイナミックな歩みを探求する講義である。グローバルな考古学的視点を通して、「人類の歴史」を形成した主要な発展、文化的革新、社会の変化について考察する。本講義の狙いは、狩猟採集社会から農耕社会への変化プロセスに関する研究の歴史や社会複雑性の萌芽と形成についての理解を深めることである。
到達目標
1.世界の考古学の基礎を理解すること。
2.国家が形成されるまでの古代人類文化の世界的な事例について、批判的思考を養うこと。
3.主な古代遺跡について、グループディスカッションやグループプロジェクトを行うこと。
キーワード
世界考古学、人類史、人間進化、適応、文化進化
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
1)受講生は講義内容に関する質問をコメントペーパーに記入し、次回にディスカッションを行う。
2)講義内容の性質上、学生によっては不快に感じる可能性のある写真や議論(人骨、人類の進化、死、病気の写真など)が含まれる。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
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第1回 | イントロ・考古学、自然人類学の「5つのW」 | 以下のことを理解すること: • シラバス・講義イントロ • 考古学・自然人類学とは? • Who, what, when, where, why? |
第2回 | 人間の進化・適応・移動 | 以下のことを学ぶこと: • 人間はどのように進化してきたのか? • 解剖学的現代人はどのように新しい環境に適応したのか? • 人間はいつ、どこからどこへ移動したのか? • 現在世界にどのような影響を与えたのか? |
第3回 | アフリカの先史学 | 以下のことを学ぶこと: • 地域概要 • 最古の「解剖学的現代人」 • アフリカ単一起源説 • 石器テクノロジーの発達 |
第4回 | ケーススタディ:考古学・自然人類学のフィールドワーク | 以下のことについて議論すること: • フィールドワークはどのように行われるのか? • どのような道具を使うのか? • 将来はどうなるのか? |
第5回 | ヨーロッパの先史学 | 以下のことを学ぶこと: • 地域概要 • ネアンデルタール人とホモサピエンス • 旧石器時代・中石器時代・新石器時代 • 銅器時代・青銅器時代・鉄器時代 |
第6回 | ケーススタディ:考古学・自然人類学の倫理問題 | 以下のことについて議論すること: • 考古学と自然人類学のフィールドワークには、どのような問題があるのか? |
第7回 | 中東・中央アジアの先史学 | 以下のことを学ぶこと: • 地域概要 • 農耕社会・社会階層の起源 |
第8回 | ケーススタディ:文化遺産の保護 | 以下のことについて議論すること: • 考古学的遺産保護 • 国際遺産保護(ユネスコなど) • 日本の遺産保護 |
第9回 | 南・東南アジアの先史学 | 以下のことを学ぶこと: • 地域概要 • インダス文明 • 貿易と異文化交流 |
第10回 | ケーススタディ:先住民族考古学 | 以下のことについて議論すること: • 考古学的手法と先住民の知識の統合 • 先住民コミュニティとの倫理的関わり |
第11回 | アメリカ州の先史学 | 以下のことを学ぶこと: • 地域概要 • クローヴィス文化 • オルメカ、マヤ、アステカ、インカ • 農業技術の進歩 |
第12回 | 東アジアの先史学 | 以下のことを学ぶこと: • 地域概要 • 周口店の北京原人遺跡 • 日本の縄文時代・弥生時代・古墳時代 |
第13回 | 講義まとめ・パブリックアーケオロジー | 以下のことを学ぶこと: • まとめ • 考古学と自然人類学は、地域によってどのように違うのか? • パブリック・アーケオロジーとは? • 考古学は地元の人々にどのように役立っているのか? |
第14回 | グループプレゼンテーション | 以下のことを行うこと: • 最終プレゼンテーション・ディスカッション |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定しない。
参考書、講義資料等
講義中に指示する。
成績評価の方法及び基準
授業への参加(授業内でのコメントペーパーの提出): 25% 、小レポート:25%、最終プロジェクト: 50%
関連する科目
- LAH.S447 : 文系エッセンス56:考古学・自然人類学
- LAH.T116 : 考古学・自然人類学A
- LAH.T319 : 考古学・自然人類学C
履修の条件・注意事項
履修の条件を設けない
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
loftus[at]ila.titech.ac.jp
オフィスアワー
メールで事前予約すること
その他
授業の内容は変更になる場合があります