2024年度 学院等開講科目 教養科目群 文系教養科目
教養特論:テーマ・方法で学ぶ西洋史学
- 開講元
- 文系教養科目
- 担当教員
- 鈴木 健雄
- 授業形態
- 講義 (対面型)
- メディア利用科目
- -
- 曜日・時限
(講義室) - 月5-6 (W3-707(W371)) / 木5-6 (W3-707(W371))
- クラス
- -
- 科目コード
- LAH.H321
- 単位数
- 200
- 開講時期
- 2024年度
- 開講クォーター
- 4Q
- シラバス更新日
- 2025年3月14日
- 使用言語
- 日本語
シラバス
授業の目的(ねらい)、概要
近年、歴史学で扱われるテーマ・採用される方法は、著しく多様化している。その一方で、「歴史は覚えて終わり」というイメージが根強く存在することも事実である。
本授業では、19世紀以降の歴史学の発展を概観し、「グローバル・ヒストリー」や「感情史」、「ジェンダー史」といった、近年研究の進展が著しい分野を紹介することで、歴史学の基本とその展開、各テーマ・方法の背景や特徴、意味合い学んでもらう。その上で、実際にその文献(の一部)を読み、授業内で議論してもらう。
これによって、今日の歴史学、特に西洋史学の領域で何が問題となっており、新たにどのような展開が生じているのかについて、理解してもらう。
授業を通じて歴史学の知見に触れることで、今日の私たちの生に関わる問題に対する見え方が変わることを実感してもらいたい。
到達目標
・歴史学の基本とその展開について理解し、その概要を説明できるようになる。
・近年の西洋史学で扱われるテーマ・方法のうち、本授業で扱うものについて、その背景や特徴、意味合いを理解し、その概要を説明できるようになる。
・本授業で扱われる歴史学の知見をもとにして、現代の問題を考えられるようになる。
キーワード
西洋史学、普通の人々、グローバルヒストリー、ジェンダー史、感情史、エゴ・ドキュメント、パブリックヒストリー、記憶
学生が身につける力
- 専門力
- 教養力
- コミュニケーション力
- 展開力 (探究力又は設定力)
- 展開力 (実践力又は解決力)
授業の進め方
本授業では、あるテーマ・方法について、①背景や特徴、意味合いといった全体像を説明する講義回と、②事前に課した課題文献を読み、それについてグループで議論する演習回の2回を1セットとして、授業を進めていく。これにより、知識の習得と活用・定着を目指す。なお、演習回でも適宜、解説を追加する。
授業計画・課題
授業計画 | 課題 | |
---|---|---|
第1回 | ガイダンス/そもそもなぜ歴史学を学ぶ?歴史的なものの見方とは(講義) | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第2回 | 歴史的構築物としての国家・言語・文化・アイデンティティ(講義) | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第3回 | 「普通の人々」への着目(講義) | 配布する文献のコピーを読み、自分の考えをまとめる |
第4回 | 「普通の人々」とナチ犯罪をめぐって(演習) | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第5回 | ジェンダー史の進展(講義) | 配布する文献のコピーを読み、自分の考えをまとめる |
第6回 | 「男らしさ」「女らしさ」とは?その構築過程は?(演習) | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第7回 | 中間まとめ・レポート執筆に向けて | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第8回 | 感情史の興隆とその射程(講義) | 配布する文献のコピーを読み、自分の考えをまとめる |
第9回 | 「感情」をどう歴史的に捉える?(演習) | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第10回 | パブリックヒストリーと記憶史(講義) | 配布する文献のコピーを読み、自分の考えをまとめる |
第11回 | 記憶を巡る論争について(演習) | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第12回 | グローバルヒストリーとその展開(講義) | 配布する文献のコピーを読み、自分の考えをまとめる |
第13回 | グローバルヒストリーについて(演習)・レポートの計画共有 | 講義・グループワークを経て学んだことを整理すると共に、自分の考えをまとめる |
第14回 | まとめと振り返り:同時代史としての歴史学・西洋中心主義を超えて? | 講義全体で学んだことを整理し、自分の考えをまとめる |
準備学修(事前学修・復習)等についての指示
学修効果を上げるため,教科書や配布資料等の該当箇所を参照し,「毎授業」授業内容に関する 予習と復習(課題含む)をそれぞれ概ね100分を目安に行うこと。
教科書
指定教科書はない。
参考書、講義資料等
資料を配布する。
成績評価の方法及び基準
講義への参加度:70%
レポート:30%
関連する科目
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履修の条件・注意事項
特になし
連絡先 (メール、電話番号) ※”[at]”を”@”(半角)に変換してください。
t.suzuki[at]ila.titech.ac.jp
※[at]を@(半角)に変換してください。
オフィスアワー
メールで事前予約すること。